異文化を温かく受け入れると評判の英国。その土壌を生かして、日本ではまだまだ社会的な市民権を得ていない感のある同性愛者も英国社会には溶け込んでいるように思える。ところがこの国においても同性愛者に対する偏見や差別は根強く残っており、各界の第一線で活躍する著名人たちをも悩ませているという。英国で苦闘する同性愛者たちの姿を紹介しよう。(本誌編集部: 長野雅俊)
政治家ゲイと戦い、ゲイを助ける
Simon Hughes
サイモン・ヒューズ
チェシャー出身、57歳
かつて自身が所属する自由民主党の党首やロンドン市長候補となり、現在も同党の影の下院院内総務を務めるほどの実力者。そして彼ほど、同性愛者としての自分自身を意識させられることになった政治家はいないだろう。
1983年にロンドン南部バーモンジー地区の補欠選挙に立候補。ここで、同性愛者のための権利団体で活動する労働党の候補者と争うことになった。同性愛者への理解が現在よりもずっと浅かった当時の時代を背景として、自身が属する自民党はこの対立候補の性癖を批判的に取り上げるキャンペーンを展開。その結果、ヒューズ氏は見事に当選を果たした。
ところが自民党の党首選に立候補した2006年、彼自身が同性愛者であるとの疑惑が報じられる。当初は否定するも、タブロイド紙の攻勢に屈服してバイセクシャルであることを認め、20年以上前に行われた補欠選挙での選挙活動について謝罪した。
この頃から、彼にはよりリベラルなイメージが定着。同年の暮れには、難民申請が却下された同性愛者のイラン人男性に下された強制送還の決定を覆すために尽力した。この男性の恋人が既に同性愛を理由に本国で死刑執行されており、彼の生命の安全を確保するための措置だったという。現在では1983年の選挙時の対立候補も、彼の政治活動を評価している。
スポーツ選手米国のスポーツ界に一石投じる
John Amaechi
ジョン・アミーチ
ストックポート出身、37歳
身長208センチ、体重122キロという恵まれた体格を生かし、英国の出身者としては珍しい、米国におけるバスケットボールのプロ・リーグであるNBAで活躍したアスリート。そして今では、同性愛者であることを認めた初めてのNBA選手としても知られている。
2007年にテレビ番組のインタビューにて、自身が同性愛者であることを公表。ところが欧州よりも同性愛者に対する反発がさらに強い米国、しかも巨漢たちがしのぎを削り合うバスケットボールの世界では、この発言が大きな論議を巻き起こした。現地のメディアでは、元チームメイトやかつてライバルだった現役の一流選手たちが「彼をチームメイトとして信用できるか」「同性愛者の選手と更衣室を共有するべきか」といったことについて、それぞれの見解を述べるという事態にまで至った、一大事件となったのだ。
現役時代の彼が、チーム関係者たちから抜群の信頼を集めていただけに衝撃も大きかったのだろう。優勝候補のチームから1700万ドル(約18億円)の年俸で移籍を打診されるもそれを拒否。その1割に満たない金額60万ドルで契約していた、自分を育ててくれたチームに残って恩返しを誓った日のことは、今でも地元ファンの間で語り草になっていると いう。
現在はスポーツ中継の解説者や、企業コンサルタントとして活動している。
警察官悩んだ末に女性と結婚
Brian Paddick
ブライアン・パディック
ロンドン出身、50歳
5月に実施されたロンドン市長選に自民党から出馬したのがいまだ記憶に新しい、元警察官。しかも、かつてはロンドンの全地域を統括する立場に属していた上級警察官であった。
オックスフォード大学で学士、ケンブリッジ大学で修士の学位を取得し、ロンドン警視庁に入った後はまさにとんとん拍子で昇級の階段を駆け上っていった。ところが、2006年のロンドン同時多発テロ事件直後に発生したブラジル人青年誤射事件が人生の分かれ目に。公式見解と異なり、警察側が誤射を事件直後から認識していたとの趣旨の発言をしたために、事実上の左遷を受ける。これがきっかけとなって警察庁を退職した。
幼い頃から同性愛者としての自覚があったにも関わらず、女性との結婚経験もあり。基本的に同性愛を禁じていると見なされているキリスト教徒としての立場、両親の不理解を恐れる気持ち、そして警察幹部としての責任を鑑みて「正しいことをしたい」と考えた末の苦渋の決断だったという。後になって、「婚姻中は自分の性について大いに悩んだ」と 振り返っている。
結局、結婚は破綻し、現在はリゾート地として有名なイビザ島のバーで出会った男性パートナーと同居中。また国内のビジネス・スクールにて、特別研究員としてリーダーシップなどをテーマにした講義を行っている。
ビジネスマンゲイのための保険商品を開発
Ivan Massow
イワン・マッソウ
出身地不明、41歳
起業家、現代芸術協会(ICA)ギャラリーの元会長、保守党員など多彩な顔を持つビジネスマン。
つい10年ほど前まで、同性愛者は「HIVウイルスに感染している恐れがある」などといった偏見を理由として、通常の4~6倍の保険料を納めた上で、これまでのパートナーの数など私生活の詳細を報告しなければ生命保険には加入できなかった。そこで既に保険業界でのキャリアを築いていた彼は、同性愛者も通常の保険料と手続きのみで利用できる保険制度を確立。同業界のシェアの4分の1を占めるまでの成功を収めた。
異文化には比較的厳しい政策を取る傾向のある保守党の党員としても活動し、同性愛者のための権利拡張に尽力。金融街シティでの成功と、生まれつきの甘いマスクも手伝って、その後はテレビや雑誌に登場して一躍時の人になった。ただその裏側では、同性愛者であることを公表後に生みの親から名前の変更を促されたり、自身の恋人である男性が自殺してしまったりするなど、私生活においては大きな精神的負担を受けていた。
2002年にICA本部を批判した発言が問題になって会長職を辞任。2007年には、自身の地位を確立した保険会社が倒産する憂き目に遇った。その後、公的な場には一切登場しなくなったが、現在はスペインのバルセロナで隠居生活を送っていると伝えられている。
聖職者聖職者のタブーに立ち向かう
Jeffrey John
ジェフリー・ジョン
ウェールズ出身、55歳
同性愛はタブーとの見方が支配的なキリスト教関係者としては極めて稀な、同性愛者として初めて英国国教会の主教に任命された聖職者。
オックスフォード大学卒。外国語や神学を学びながら、若かりし頃から同性愛者のための権利保護運動に携わってきたと言われている。これが教会関係者からの反感を買い、自身が犯した「過ち」を悔い改めるよう再三にわたって説得されたという。
2003年にイングランド中部レディング地区の主教に任命されるも、英国国教会全体から非難が巻き起こった挙句に、この決定を尊重するか否かをめぐって同教会全体が分裂するかもしれないという危機に直面する。結局、最高責任者であるローワン・ウィリアムズ・カンタベリー大主教の意向を受けて、ジョン氏はこのポストへの就任を自ら拒否。ところがこの不透明な経緯に対しても論議が勃発したために、今度はトニー・ブレア首相(当時)が本件に介入することになり、他の教会に対する権限が著しく制限されている、 地方監督の地位に就任することで事態は沈静化した。
強固な反対に遭いながらも、「人間の罪は、既に神によって悔い改められている」と主張し、同性愛者として生きる権利を訴え続けるジョン氏。2006年には同じく聖職者である男性と市民パートナーシップ(同性同士に結婚と同等の権利を与える制度)を結んでいる。
演劇俳優最も尊敬される同性愛者
Ian Mackellen
イアン・マッケラン
ランカシャー出身、69歳
映画「ロード・オブ・ザ・リング」に登場する魔法使いガンダルフ役、舞台版「アマデウス」で天才モーツァルトと対峙するサリエリ役など、どの役を演じても強烈な個性が光る英国人役者。アカデミー賞のノミネート2回、全米劇場プロデューサー連盟が主催するトニー賞受賞といった、役者としての輝かしい経歴を誇る。
マッケラン氏は、同性愛者の権利保護を目的とする運動家としての顔も持っている。1988年にBBCのラジオ番組にて、自身が同性愛者であることを初めて告白。そして当時、議論の的となっていた同性愛の喧伝を禁ずる地方議会の条項「セクション28」に反対を表明した。この条項の成立に賛意を示していたマイケル・ハワード保守党議員が、彼の子供のために、とサインを求めたときに「Fuck off, I’m gay(俺はゲイだ、消え失せろ)」と書いた紙を手渡したとの逸話が残っている。
その後も同性愛者の権利を訴える様々な団体の活動に参加。今では国内の代表的な存在となった権利団体「Stonewall」の設立にも関わった。
英国における同性愛者の地位の確立は、マッケラン氏の尽力によるものと評価する声も多い。こういった功績を評価され、2006年に「インディペンデント」紙が発表した英国内の同性愛者の有力者ランキングでは堂々の1位。今、英国で最も尊敬される同性愛者である。
コメディアン市民パートナーシップ破綻第1号
Matt Lucas
マット・ルーカス
ロンドン出身、34歳
BBC1の人気シリーズ「リトル・ブリテン」の出演で有名なコメディアン。自身が同性愛者でありながら、同番組においてはウェールズの小さな村に住む、同性愛者を嫌悪する同性愛者の役を熱演。このキャラクターが着用する過激な衣装に対してはBBCにたくさんの抗議が寄せられる一方で、彼の決め台詞「I am the only gay in the village」が流行語になるほどの注目を集めた。
私生活においては、脱毛症のために6歳ですべての頭髪を失う。さらに同性愛者であるがために、自身と他者との関わり方に悩むなど、深いコンプレックスを抱えながら生きてきたとインタビューで語っている。
2006年には、男性の恋人と市民パートナーシップを結んだ。「アラジンと魔法のランプ」をテーマとした衣装を着ての「結婚式」が話題になったが、今年6月になってからこのパートナーシップを解消したことを発表。同制度が2006年に発足して以来、著名人としては初めての破綻となったために、メディアはこの顛末を大きく報道した。また同パートナーシップ解消をめぐっては、ダイアナ元妃やポール・マッカートニーの元妻、へザー・ミルズさんが利用した顧問弁護士に相談していることが伝えられており、今後も引き続き彼の「離婚騒動」に注目が集まることが予想される。
ミュージシャン伝説の同性愛者
Freddie Mercury
フレディ・マーキュリー
タンザニア出身、故人
70~80年代の英国を席巻したロック・バンド、「クイーン」のボーカル。「We Will Rock You」「Bohemian Rhapsody」といった、後世まで残る名曲を残した。
英国領だったタンザニアのザンジバル島に生まれる。現地で内乱が発生したために、家族揃って渡英。学生時代にロンドンにて本格的なバンド活動を開始し、デビュー後は度々お忍びで来日するなど、日本びいきとしても知られていた。
元々、マーキュリー氏にはメアリー・オースティンという名の女性の存在がファンたちの間では恋人として認知されていたが、いつしか彼とレコード会社で経営陣として働く男性との関係についての噂が流れるようになる。これをきっかけに彼の同性愛者としての側面が取り沙汰されるようになり、この男性との関係を終えた後も、ゲイ・バーやクラブなどのスポットに頻繁に出没する姿が見られるようになった。一方で、メアリーという名の女性との友人関係も長きにわたって継続。彼女に捧げた歌も残していることから、バイセクシャルであった可能性が高いと伝えられている。
80年代後半になり、理髪師として働く当時の男性パートナーと共にエイズに感染し、これが原因となって45歳の若さで病死した。その死に様が衝撃的だったがために、現在でもロック界の金字塔として君臨している。
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英国の全人口の中に同性愛者が占める割合 6% |
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市民パートナーシップの登録件数 (2007年度)8728件 |
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同パートナーシップの全登録件数の中でロンドン在住者が占める割合 25% |
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同パートナーシップに登録した同性愛者たちの平均年齢 42歳 |

上で紹介した人物たちに限らず、ショー・ビジネスに携わる者の中には同性愛者が数多く存在する。ここでは、そんな彼らが築き上げた「ゲイ・カルチャー」に象徴される華やかな側面とともに、先日ロンドン市内でパレードが開催された「プライド・ロンドン」の一幕をご紹介。
Elton John エルトン・ジョン
ミドルセックス出身、61歳
「ユア・ソング」などの歌で知られる。かつてはドイツ人の女性と結婚していたバイセクシャルだが、2005年に男性の恋人と結婚してからは同性愛者たちの間で英雄的な存在となった。
Boy George ボーイ・ジョージ
ロンドン出身、47歳
「ニュー・ロマンティック」と呼ばれる、80年代の英国で支持を集めた音楽ジャンルの象徴的な存在として君臨したバンド、「カルチャー・クラブ」のボーカリスト。コカイン所持などでの逮捕歴がある。
George Michael ジョージ・マイケル
ロンドン出身、45歳
「ラスト・クリスマス」などのヒット曲で有名なポップ・グループの「ワム!」で一世を風靡した歌手。米国ロサンゼルスの公衆便所にて、男性相手に取っていた行動が公衆わいせつ罪と見なされ逮捕されたことがある。
Will Young ウィル・ヤング
バークシャー出身、29歳
オーディション番組「Pop Idol」で優勝、歌手デビューを果たした。人気沸騰中に、「自分自身のあり方について誇りを持っている」との言葉と共に同性愛者であることを告白。
Darren Brown ダレン・ブラウン
ロンドン出身、37歳
ロシアン・ルーレットなどのお馴染みのテクニックから目の錯覚を利用した幻覚マジックまでを扱うマジシャン。自身のウェブサイト上で自身が同性愛者であると記述している。
Stephen Fry スティーブン・フライ
ロンドン生まれ、50歳
コメディアン、小説家、テレビ司会者と、様々なジャンルで活躍するマルチ・タレント。全寮制のパブリック・スクールに通った青年期には、自身の性向について大いに悩んだという。
Simon Amstell サイモン・アムステル
ロンドン出身、28歳
BBC2で放映中の人気バラエティ番組「Never Mind the Buzzcock」の司会でお馴染みのコメディアン。シュールなセンスが特徴的な彼にとって、同性愛も得意なネタの一つとなっている。
Graham Norton グラハム・ノートン
ダブリン出身、45歳
BBCやChannel4といった英国のテレビ局の看板番組に頻繁に登場するテレビ司会者。自身が同性愛者であることをよくネタとして使う。かつては「ミスターUK」とも交際していた。




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「THE BEE」では、世界全体を覆う恐怖心と報復の連鎖が描かれた。昨年末から今年初めにかけて日本で上演された「ロープ」でも、暴力が芝居の中核を成したという。「ロープ」上演時、野田は、とあるインタビューで、現代社会には「暴力に対するリアリティが欠如している」と指摘した。戦争にしろ、テロにしろ、悲惨な現実がどこか別の次元で繰り広げられているような錯覚を覚える昨今。リアリティを描きつつも、夢世界というオブラートで直接性を包み込んでいた初期のものと比べ、近年の野田作品がストレートに現代社会を見据えるようになったのには、現実そのものにリアリティが欠けているという社会背景があるのかもしれない。シリアスな社会的テーマが全面に押し出されるようになったのでは、と問い掛けると、野田は「それはそうですね」と認める一方で、観客に特定のメッセージを届けようとは思っていないとも語った。「大きな主張が出ているかっていったら、別の問題だと思うんです。それは観客の人たちが自由に受け取るものだから。『THE BEE』にしたって、暴力好きの人の中には、暴力賛美だって受け取る人もいるかもしれない」。
今年2月26日、野田は東京都庁で記者会見の席に着いていた。東京芸術劇場の初代芸術監督、就任決定会見。それは夢の遊民社解散以来、特定の集団に所属せず、公演ごとに異なる俳優を使ってきた野田が、一つの場所に身を定めるということなのだろうか。自由という言葉がぴったりくる彼には、意外ともいえる決断だが、その理由を聞くと、なるほど、とうなずかされるものがあった。


アダム・アスガー(25) 

Eating carrots help you to see in the dark.
Eating your crusts will make your hair curly.
Wrap up warm to stave off a cold.
Chocolate causes acne. 






一見、ゴツゴツとしたクリスマス・ツリーとも見紛う、信号機が連なる木。これもフランス生まれのアーティスト、ピエール・ヴァイヴァントがつくり出した、立派なアート作品だ。ヴァイヴァントの作品づくりのコンセプトは、「公園や道端など、どこででも簡単に入手できる材料を利用する」こと。作品の置かれる場所を意識し、その意味を問うアーティストとしても知られる。
病院の吹き抜けに、抜群の存在感を持って佇む巨大な抽象アート。チェルシー・アンド・ウェストミンスター病院に置かれている「Acrobat」は、高さ約18.3メートル、世界最大の屋内彫刻としてその名を馳せる。作者のアレン・ジョーンズは、1960年代の英国ポップ・アート・ムーブメントを牽引した一人。女性の体の持つ曲線美を強調するなど、エロティックな表現を得意とする。



ブロードゲート・エステイトの一角。何もない、まっ平らなコンクリートの地面から飛び出してきたかのような、躍動感溢れるウサギの姿が見える。
ブロードゲート・エステイトを出てすぐ、サン・ストリートのランダバウトに位置する二対の像、「Ganapathi & Devi」。インド南部で、古代の彫刻技術を学んだスティーブン・コックスがつくり出したこのアートは、見た瞬間に強い衝撃を受ける、センセーショナルな作品だ。
デフォルメされた形態、醜悪とも言える豊かな表情が特徴のペガサス像、「Bellerophon Taming Pegasus」。これらの特徴が示す通り、作者のジャック・リプシッツは、立体的な物質を平面的に表現するキュビズムの彫刻家として名を馳せた、リトアニア出身のアーティストである。
ブロードゲート・エステイト内、まるで仕事を終え、ビルから出てきた人々がそのまま固められたかのような彫刻が「Rush Hour」だ。少し俯き加減に、同じ方向を向いて黙々と歩みを進める人々からは、変わることのない日常生活に対する倦怠感と侘びしさが漂ってくる。オフィス街ならではのアートと言えよう。










世界的に有名なTTレース

英国とフランス間の英仏海峡にあるチャネル諸島。英国でありながら、距離的にはフランスに近く、フランス的な雰囲気が漂っている。その中でも代表的なのが、ジャージー島とガーンジー島。両島ともマン島と同じく、オフショアのタックス・ヘイブンで、税金の優遇処置を提供している地としても知られている。
皆さんの周りにいる若い世代の英国人で現在、結婚生活を営んでいる人は果たして何人いるだろうか。きっと、思いのほか少ないことに気付くはずだ。英国統計局が今年発表したデータによると、国内における2006年度の結婚件数は約23万7000件。この結果、結婚率は16歳以上の男性1000人に対して22.8人、同じく女性は20.5人と、調査が始まって以来、過去最低の数字となった。


「逆に結婚しない理由が、もうなくなったんです」
もちろん、「子供がいない家族」というのもたくさん存在すると思います。でも、誰かと家族を構成するようになれば、少なくとも子供を欲しいと思ってしまう人が大多数なのではないでしょうか。自分の人生だけに留まらず、自分の両親の人生までを振り返って、「僕は自分の子供に一体何を伝えればいいのだろう」と考えることは、とても貴重で幸福な体験なのではないかと思います。
「結婚はいまや余生の嗜好品となりました」
「結婚にはそれに伴う特有の権利と責任があります」
「結婚の本質は、内面の決意を公的な場で誓うこと」
Reading & Leeds Festival
V Festival



大型フェスでは、大物アーティストたちのサイン会が行われることも少なくない。日本では規制が厳しくめったに写真撮影させてくれないが、ここ英国では肩を組んで写真を撮ることも、好きなものにサインを頼むことも可能だ。参加するアーティストと時間は当日サイン会場に張り出されるので、お目当てのアーティストに会うチャンスを見逃さないためにも、早めにチェックすることがおすすめ。人数制限があり1時間ほど前から列ができ始めるので、気長に並ぼう。
運に身を任せる「簡易トイレ」
収容人数40人ほどのプレハブ小屋の両壁に沿って、小学校にあるトイレの手洗い場のような長い「シンク」が設置されている。たいていの人は壁に背を向けてシンクの上で「空気イス」の体勢で用を足す。また、スカート着用の人のなかには、壁に向かって「立ちション」するつわものもいる。足の筋肉に自信が無い人や、知らない人と隣同士で用を足す自信のない人は避けたほうが無難かもしれない。疑問が沸くほど無臭。





六本木ヒルズ(クラブ)









大槻:僕が面白いなと思うブランドはZARAです。あそこは宣伝を一切しないんです。彼らが何に集中しているかというと「商品の回転」。10日に1回は、店の内容が全く変わりますから。お客さんにしてみれば「あ、いいな」と思っても次に来たときにはその商品は無いんです。するとどうなるかというと「う~ん、買っちゃえ」てな具合になるんですよ。僕なんか、普段あまり物を買う方ではないのですが、ZARAでは次に来たときには無いのが分かってるから買っちゃうんです。でも、家に帰って冷静に見てみたら「う~ん、イマイチ」なんてこともあるんですけどね。あの、価格戦略と商品の回転率、「もう無くなる」という恐怖感。うまい戦略です。
マイルズ:他にフランスでびっくりしたのは、日本で一般的にオープン後、新規のお客さんに割引クーポン券などを配ってもリターン率は1~2%程でとても低いのですが、フランスでは、そのブランドに対しての信頼と理解があればリターン率がすごいんです。








