公務員が始業5分前出勤で5万7000ポンドを勝ち取る3年間、毎朝5分早く出勤させられた岐南町の職員たち
Japanese public servants win £57,000 overtime payout for mandatory 5-miunte early start
「インディペンデント」紙(電子版)は12日、岐阜県岐南町が毎日5分早く始業させられた公務員たちに1092万円の超過勤務手当を支払うよう命じられたと報道した。
同紙によると、2021年3月1日より当時の町長であった小島英雄氏の指示で、岐南町役場の全職員146人は始業時刻より5分早い午前8時25分に出勤させられたとされる。また記事は、2020年末に町長に就任した同氏が、気に入らない従業員に対しては過剰に怒り、定期的に懲戒処分や解雇で脅していたことや、職員に対し99件のセクハラ行為を行なっていたことが発覚し、2023年に辞職したことも伝えた。
同紙は、小島氏の辞職後、この早出勤の体制は廃止されたが、職員らはこれまでの早朝出勤は時間外勤務として認められると主張し、この方針が実施されていた3年間の補償を求めて公平委員会に正式な苦情を申し立て、今年2月28日に補償問題に対処する補正予算案が町議会に提出されたと報じた。
また、同紙はこの事件に対する人々の反応も紹介。「昼休みに義務化されている10分間のミーティングは違法なのか」など、自身の境遇をコメントしたネット・ユーザーの声を紹介した。
‘I’m truly happy’: 108-year-old takes record for world’s oldest female barber
108歳の女性が世界最高齢の女性理容師の記録を更新
「ガーディアン」紙(電子版)は5日、108歳の日本人の女性がプロとして髪を切るようになって90年となり、世界最高齢の女性理容師に認定されたと報道。栃木県那珂川町在住の箱石シツイさんは「仕事を辞めるつもりはない」と語ったと伝えた。
Japan’s refusal to recognise same-sex marriage unconstitutional, court finds
裁判所、日本が同性婚を認めないことは違憲と判断
「インディペンデント」紙(電子版)は8日、名古屋高等裁判所が日本が同性婚を法的に認めていないことは違憲であるとの判決を7日に下したと報じた。この判決は、2019年に最初の原告団が訴訟を起こして以来、9件目の勝訴であると伝えた。
Eighty years since the Tokyo firebombing, survivors are still awaiting recognition
東京大空襲から80年、生存者は今も公的な補償を待っている
「ガーディアン」紙(電子版)は10日、1945年3月10日の米軍による空襲、東京大空襲から80年が経過したが、日本の政府は米軍の空襲で犠牲になった東京やそのほかの都市にいた民間人被害者への補償は何も行なっていないと報じた。
Seven men arrested for raping daughters and posting about it in chat group
自分の娘への性的暴行をグループ・チャットに投稿した男7人が逮捕
「インディペンデント」紙(電子版)は12日、未成年の実娘や養女を強姦し、虐待動画をグループで共有した疑いで男7人が逮捕されたと報道。4人が動画を共有、3人が児童虐待のわいせつな画像を所持していた疑いでの逮捕だったと伝えた。