ニュースダイジェストのグリーティング・カード
Fri, 04 October 2024

観光客の急増を受けて、二重価格制度を検討 - 上半期に過去最高の1778万人が来日

Businesses in Japan consider charging tourists more amid surge in visitors

「ガーディアン」紙(電子版)は7月24日、訪日観光客の急増と円安の継続を受け、日本の企業が外国人観光客と地元住民向けに二重価格制度を検討していると報道した。

同紙によると、北海道の観光協会は冬のリゾート地として今や世界的に知られるニセコのホテル経営者たちに、日本人客離れを防ぐため地元民向けに価格を下げるよう要請した。また同紙は、兵庫県姫路市の市長が6月、ユネスコ世界遺産にも登録されている姫路城の入場料を、外国人観光客に限り4倍以上に値上げすることを検討していると述べたことを伝えた。

記事は、これらの値上げは、各地で観光客急増による弊害が指摘されていることが原因だとし、今年上半期に日本を訪れた外国人観光客は過去最高の1778万人に達し、6月の訪日者数を牽引したのは韓国、中国、台湾、米国からの旅行者だったと説明。また、外国人旅行者による支出は過去10年間で5倍に増加し、現在では自動車に次いで日本第2位の「輸出」品目となっていると伝えた。

同紙は、日本はパンデミック終息後、観光客の流入対応に苦慮しており、4月には行儀の悪い外国人観光客を理由に、富士山の人気写真スポットに巨大な柵を設置したことなどにも触れた。

Japan asks young people why they are not marrying amid population crisis
人口減少が続く日本で政府が若者の結婚支援

「ガーディアン」紙(電子版)は7月19日、今後急激な人口減少が予想されるなか、4月にこども家庭庁を発足させた政府は、パートナーを見つけようとする若者を支援する、初のワーキング・グループ会議を開催したと伝えた。

Japan’s Olympic gymnastics captain sent home for smoking
オリンピック選手が喫煙で代表辞退

「テレグラフ」紙(電子版)は7月19日、パリオリンピック体操女子代表の宮田笙子選手(19)が、喫煙の発覚により代表を辞退したと報道。チームの行動規範に違反したためといわれるものの、国内で議論を巻き起こしていると伝えた。

Japanese seniors pop and lock to breakdancing beats in latest sport tailored to ageing population
ブレイクダンスのビートに合わせて踊る日本の高齢者たち

「ガーディアン」紙(電子版)は7月23日、東京のシニア用ブレイクダンス教室「アラスタイルシニア」を取材。平均年齢70歳、最年長は74歳という10人の高齢者たちが、パリ五輪の種目ともなったブレイキングを楽しむ様子を伝えた。

Anti-whaling activist arrested in Greenland may be extradited to Japan
グリーンランドで逮捕された反捕鯨活動家、日本に引き渡しの可能性も

「インディペンデント」紙(電子版)は7月23日、日本が発付した国際逮捕状に基づき、グリーンランド警察が同21日に反捕鯨活動家であるポール・ワトソン容疑者を逮捕したと報道。決定が出るまで拘留を要請されると伝えた。

 

旧優生保護法は違法、最高裁が政府に賠償命令 - 時効の主張を退ける

Court orders Japanese government to pay damages over forced sterilisations

「ガーディアン」紙(電子版)は3日、1950~70年代に旧優生保護法の下で、強制的に不妊手術を受けさせられた数十人の人々が国に損害賠償を求めた事件で、最高裁判所が政府に損害賠償を支払うよう命じたと伝えた。

同紙は、この判決が同意なく手術を受けた39人の原告と、病気や遺伝性疾患、精神疾患を抱える何千人もの人々にとって大きな勝利となったと伝えた。そして、1948年に制定され96年まで廃止されなかった旧優生保護法を、医師が「質の悪い子孫」の誕生を防ぐために強制不妊手術を行うことを許可した法律だと説明。さらに、政府がこの法律の下で、9歳の子どもを含む1万6500人が強制的に不妊手術を受けさせられていたことを認めたと報道した。

記事は、最高裁が、20年が過ぎると時効により賠償請求権がなくなるという国の主張を、権利の乱用として退けたと説明。被害者1人当たり320万円の一時金支払いを規定する法律が2019年に可決されたものの、被害者たちは賠償額が自分たちの苦しみの深刻さに見合わないと主張し、訴えていたと述べた。記事は続けて、高等裁判所は原告1人当たり1100~1600万円、死亡した被害者の配偶者に220万円の損害賠償を命じ、時効の適用は「著しく不当」であるとの判決を下したと報じた。

Man who spent 45 years on death row in Japan hopes for chance to clear name
45年間死刑囚として過ごした男性が名誉回復を望む

「ガーディアン」紙(電子版)は3日、1966年に静岡県で一家4人が殺害された事件で死刑宣告を受けた袴田巌さん(88)の再審を報道。死刑囚は45年間、無実を主張し続けているとし、長期の収監は非人道的という弁護団の言葉を紹介した。

Japan declares victory in 20-year ‘war on floppy disks’
日本が20年にわたる「フロッピーディスク戦争」に勝利を宣言

「テレグラフ」紙(電子版)は3日、日本はハイテク先進国とみなされているが、政府機関は1980年代型の技術に広く依存しており、ようやくフロッピーディスクからの脱却にめどが立ったと報道。次のターゲットはFaxになるだろうと伝えた。

Japan introduces enormous humanoid robot to maintain train lines
鉄道メンテナンスに人型ロボットが登場

「ガーディアン」紙(電子版)は4日、JR西日本が工事時の作業員の安全性の向上や、人材不足改善を狙い、人型ロボットを導入したと報道。ロボットの主な任務は今のところ、線路沿いの木の枝の刈り込みや金属フレームの塗装だと伝えた。

Heatstroke alerts issued across Japan as heatwave leads to four deaths
猛暑で4人死亡、全国で熱中症アラート発令

「ガーディアン」紙(電子版)は8日、7日に静岡市で気温が今年初めて40度に達したことを受けて、気象庁は「命にかかわる」レベルであると警告したと報道。この数日間で全国で4人の高齢者が暑さが原因で死亡したと伝えた。

 
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