新緑が目に眩しいこの季節、晴れた日は自然の中でのんびりと寛ぎたくなるもの。そこで今回は、ロンドンにいながらにして遠出気分が味わえるとっておきの場所、ハムステッド・ヒースを大特集。たかが公園とあなどるなかれ、見どころ満載で子どもはもちろん、大人も童心に帰って楽しめること請け合いだ。日々の喧噪から逃れて、家族や友人とともにアナログな休日はいかが?(写真・文: 黒澤里吏)
Hampstead Heath
ハイゲート・ロード入口への行き方
地下鉄のKentish Town駅からバス214、C2
地下鉄のArchway駅からバスC11で Parliament Hill下車
www.cityoflondon.gov.uk/hampstead
ロンドンの魅力の一つ、それはズバリ公園だろう。大都市の中心にありながらも、広大な敷地に天然の美しさが保たれ、地元の人々から観光客にまで愛されている市内の公園は、忙(せわ)しない日常の中でゆったりと呼吸することの大切さを教えてくれる場所でもある。英国に来てから公園で過ごす時間が増えたという人も多いのではないだろうか。
ロンドン北部に位置するハムステッド・ヒースは、起伏に富んだ丘陵地に手つかずの原生林が残る貴重な公園である。敷地面積は約790エーカー(3.2平方キロメートル)とロンドン最大。いくつもの小高い丘、広々とした牧草地、鬱蒼(うっそう)とした森林地帯など多彩な表情を持ち、18の池が景観にアクセントを添えるように点在している。
その自然美に魅了され、インスピレーションを得た人々は数知れず。偉大なるドイツの経済学者カール・マルクスはここでしばしば家族とサンデー・ピクニックを楽しんでいたというし、あの夏目漱石もロンドン滞在中、幾度となくヒースを散策したという。数々の小説や詩、絵画のモチーフになっているうえ、映画の舞台にもなっており、1999年の大ヒット作「ノッティングヒルの恋人」ではケンウッド・ハウス周辺がロケ地の一つに選ばれたほか、ユアン・マクレガーなど英国の実力派俳優が出演している「Scenes of a Sexual Nature」(日本未公開)は、100%ヒースを舞台に撮影されている。
初めての人はたちまち虜になり、リピーターは行けば行くほど好きになるハムステッド・ヒースは、誰もが抱いている、それぞれの心象風景に会える場所と言っても過言ではないだろう。木々の葉が陽光にきらめき、花々が咲き誇るこの季節なら、その奥深い魅力をたっぷり堪能できるはずだ。ここでは敷地内の見どころスポットを網羅する、おすすめの欲張り散策コースを紹介したい。すべて回ると1日掛かりなので、時間に余裕を持って出かけよう。

ハイゲート・ロード入口から出発
Highgate Road Entrance
テニス・コートを横目に見ながら進んでいくと、左手に案内所があり、ヒースの地図をもらうことができる。また、案内所近くの脇道を入ったスペースでは、毎週土曜の10~14時にファーマーズ・マーケットを開催中。旬のオーガニック野菜をはじめフリー・レンジの肉や卵、魚介類、チーズ、フルーツ、パンなど様々な食材が売られているほか、軽食の屋台も出ているので、まずはここで腹ごしらえしてもいいかも。
Parliament Hill Farmers’Market: www.lfm.org.uk
気分爽快、凧揚げの丘
Parliament Hill (Kite Hill)
標高98メートル 、ロンドン市街を一望できるこの丘は、ヒースでも指折りの眺望ポイント。ロンドン・アイやガーキンなどのランドマークもくっきり見えて見晴らし最高。1642~49年のイングランド内戦の際に議会軍に占拠されたことからこの名が付いた。「凧揚げの丘」とも呼ばれており、この季節は毎日のように多くの凧揚げファンが集っている。遥か彼方の摩天楼を望むのもいいし、大空に舞い上がる凧をぼんやり眺めるのもまた一興だ。
伝説に包まれた神秘の塚
Tumulus
周囲の平原とは一線を画し、ひんやりとした神秘的な雰囲気を醸し出している松の木に覆われた小塚。真相ははっきりしていないものの、1世紀頃、東ブリタニア(現在の英国)のノーフォーク地方を治めていたケルト人イケニ族の女王で、60~61年頃、ローマ帝国侵略軍に対し反乱を起こしたブーディカがここに眠っているという言い伝えがある。
天然の池でスイミング!
Bathing Ponds
ヒース名物と言っても過言ではない3つの「泳げる池」。その歴史はなんと1860年代まで遡るというから驚きだ。Cの塚から東の方向に行くと男性用の池と女性用の池がある。一方、西の方向にあるのは男女兼用の池。定期的に水質検査が行われているとはいえ、正真正銘の天然の池ゆえに、横でカルガモや小さい魚が泳いでいたりする。水深もかなりあるので、泳ぎにあまり自信がない人は浮き輪持参でどうぞ。更衣室が併設されているうえ、スタッフも待機しているので心強い。
叙情あふれる詩人の散歩道
Poet's Lane
男性用の池を越えて北に向かう裏通りは、通称「詩人の小道」。英国が誇る早世のロマン派天才詩人ジョン・キーツが、1819年5月、ここでナイチンゲールの鳴き声を聞き感銘を受け、当時、友人と住んでいたハムステッドの自宅の庭で長編の詩「ナイチンゲールに寄せる歌」を書き上げたと言われている。
美と愛を追い求めた詩人
ジョン・キーツ John Keats
1795年、ロンドンの下町で貸馬車屋を営む両親のもとに生まれる。幼い頃に父を落馬事故で、母を結核で亡くし、14歳から町医者のもとで修業を積みながら医学を学ぶが、後に文学サークルに加入して詩人を志すようになる。新聞にて文壇デビューを飾り、以後、自然美や愛を題材にした作品を次々と発表。ワーズワースやバイロンなどと並び、ロマン派を代表する詩人となるが、亡き母、弟と同様に結核を患い、1821年に療養先のイタリアにて25歳の若さで逝去。
キーツ・ハウス Keats House
キーツが1818~20年まで暮らしたウェントワース・プレイスをミュージアムとして公開。
※現在改装中、近日リニューアル・オープン予定
Hampstead, London NW3 2RR Tel: 020 7435 2062
17世紀の大邸宅で美術鑑賞
Kenwood House
1640年に建造されたカントリー・ハウスで、1764年に新古典様式に改築。1927年に、最後の家主となったエドワード・セシル・ギネス(初代アイヴァー伯)が国に遺贈し、一般公開されるようになった。現在は周 囲を取り囲む庭とともにイングリッシュ・ヘリテージに指定されており、コンサートなどイベントが開催される日を除き、夜間の立ち入りは禁止されている。館内には美術収集家でもあったアイヴァー伯による絵画コレクションが収められており、レンブラント、ターナー、レイノルズ、ゲインズバラなどの作品のほか、英国内で公開されているフェルメールの5作品のうちの1つ「ギターを弾く女」も所蔵されている。
Hampstead, London NW3 7JR
Tel: 020 8348 1286
開館時間: 夏時間中は毎日11:30-16:00(庭は20:30まで) 無料
偉大な彫刻家の作品が佇む
美しい庭もお見逃しなく
ケンウッド・ハウスの入口左手に広がる中庭は、地元の人々に愛される憩いの場。運がよければ、茂みから顔を出す野生のウサギを見ることができる。正面の広大な庭、ケンウッド・パーク西側には、20世紀の英国を代表する芸術家で1930年代にハムステッドに住んでいたヘンリー・ムーアの彫刻が、また奥のフラワー・ガーデンには、ムーアの長年の友人で、同時期に近隣に引っ越してきた彫刻家バーバラ・ヘップワースの作品が静かに佇んでいる。建物の右手にはコーヒーや軽食からコース料理まで楽しめるカフェが併設されている。
Brew House Café
Tel: 020 8341 5384
営業時間: 4~9月は毎日 9:00-18:00 (イベントがある日は21:00まで)

左) ヘンリー・ムーア 「2 Piece Reclining Figure No.5 (1963-64年制作)」
右) バーバラ・ヘップワース 「Monolith-Empyrean(1953年制作)」
ケンウッド・ハウスの南西に広がるWest Meadowの散歩道で森林浴を楽しむのもおすすめ。Spaniards Roadに出たら、最寄りのバス停から210番のバスに乗り、ゴルダーズ・ヒル・パークへ向かおう。健脚の人は徒歩でどうぞ。
家族向けのほのぼのパーク
Golders Hill Park
ヒースの中では最もきれいに整備されているエリアのひとつで、テニス・コートやカフェ、子どもの遊び場なども備わっているため家族連れに人気。カルガモが泳ぐ池をしつらえたフラワー・ガーデンには四季折々の花が咲き誇り、人々の目を楽しませている。6、7月の毎週日曜日には、バンド・スタンドでライブを開催。奥にはミニ動物園まであり、ファロージカ、ロバをはじめ、アルパカ、ラマなどを柵越しに見ることができる。
花に包まれたサンクチュアリ
Pergola and the Hill Gardens
ゴルダーズ・ヒル・パークの東側のゲートから出て道なりに進んでいくと、ヒル・ガーデンの入口に到着。ここはまさに秘密の花園とでも言うべき閑静な庭だ。人影も少なく、のんびり昼寝したり、芝生の上で一人ゆっくり読書したりするのにうってつけ。また、ガーデンに隣接する、多種多様の花々で彩られた ジョージアン様式のツル棚、パーゴラも実に美しい。日没以降はゲートが閉まるので注意しよう。
ついに到着、ヒースの頂上!
The Summit of Hampstead Heath
標高130メートルと、自然の地点としてはロンドンで最も高い場所。1588年、スペインの無敵艦隊襲来の警報を鳴らす高台だったことを記念して、イングランドの旗が立っている。車の通りが比較的多い道路に面している上に敷地も広くないので、これまで通ってきた広大な草原や深い森を思うとあっけなく感じられるかもしれないが、木陰から遠くにロンドン市街を一望できて爽快だ。
愛らしくさえずる鳥たちや、長い年月が刻まれた樹木、あでやかに咲き誇る花々など、自然の中には見どころがいっぱい。道草気分でのんびりと自然観察を楽しもう。
チョウゲンボウ Kestrel
しなやかで勇壮な姿、獲物を捕獲する技の巧みさで知られる小型のハヤブサ。体長35センチ程度。野ネズミなどの小動物をエサにしている。
アオガラ Blue Tit
青、緑、黄などが入り交じった色鮮やかなボディーが目を引く、体長10センチほどのシジュウカラ科の小鳥。小回りの利いた鋭敏な動きが特徴。
アカゲラ Great Spotted Woodpecker
体長約20センチのキツツキ科の鳥。木の枝や幹をくちばしでつつき、縄張りを知らせる。1秒間に8~10回のドラミング音が聞かれることも。
シャクナゲ Rhododendron
目に鮮やかなピンク色の花が寄り集まるようにして咲き誇る低木。ヒマラヤ原産で、英国にはビクトリア時代に輸入されたという。
ワスレナグサ Forget Me Not
「真実の愛」の象徴とされる花。中世ドイツの悲恋伝説が名前の由来となっており、この花を題材にした文学作品も多く生まれている。
シラカバ Silver Birch
遥か昔から聖なる木として扱われ、その優美な姿から「貴婦人の木」とも呼ばれる。木としては 比較的短命で、寿命100年前後。
オーク Oak
英国を代表する木。古代ケルトのドルイド僧たちは、オークの枝に寄生するヤドリギを神聖な植物として崇め、儀式に用いていたとされる。
コンピューターが無かった時代、放課後の遊びといったら鬼ごっこにかくれんぼ、缶蹴り、ゴム段などだった。そんなシンプルな遊びを見直す意味も込めて、ここでは英国伝承のゲームをご紹介。日本の遊びと比較しながら、ヒースでのピクニックの余興として楽しんでみては?
60年代に流行した遊び
ジャックス Jacks
変わった形の物体、ジャックス(通常ワンセット10~12個、写真参照)を地面にばらまき、プレイヤーは付属のゴムボールを宙に投げる。ボールが地面に落ちてくる前にジャックスを1つ取る。成功したら再びボールを投げ、今度は2つ取る。回を追うごとに、取るジャックスの数を1つずつ増やしていき、最後は全部一気にすくい取る。
クセになる棒拾いゲーム
ピックアップ・スティック Pick up sticks
ジャンケンなどで順番を決め、1番の人が専用の棒(両端に色を塗った竹串などでも代用可)を全部手に持って、棒がランダムに山積するよう、軽く地面に落とす。プレイヤーは、他の棒に触れないように1本だけ抜き取る。少しでも触れたら次の人の番。棒の色によって得点が異なり、最終的に高得点をマークした人が勝ち。
The Games We Played /
Susan Kelleher
1920~70年代に英国の子どもたちの間で楽しまれたゲームや遊びを紹介。(左)
A little Guide To Trees /
Charlotte Voake
英国で見られる木々を、愛らしいイラストでわかりやすく紹介。コーンウォールにある複合環境施設「エデン・プロジェクト」が制作。(中央)
Adventure Walks For Families /
Becky Jones & Clare Lewis
家族でアウトドア・ライフを楽しむのにピッタリの英国各地のスポットを、便利情報とともに紹介。(右)



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小野琢正(おの・たくまさ) プロフィール






英国でお花見といえば、やはり薔薇……というのは、あまりにも王道すぎ。日もぐっと長くなり、日に日に初夏らしさが増してくる今でこそ楽しめる花があります。それは、まるで妖精が出てきそうな神秘的な英国の森を、一面ブルーの絨毯で覆ってくれる「ブルーベル(ホタルブクロ)」。ここでは4月の終わりから5月いっぱいまで楽しめる、ナショナル・トラストお勧めのブルーベルの群生地をご紹介します。
































Anish Kapoor, Blood Stick, 2008, Resin and Pigment 140x1020x134 cm Courtesy the artist and Barbara Gladstone Galler y ©Dave Morgan
Anish Kapoor, C-Cur ve, 2007, Stainless steel 2.2 x 7.7 x 3m Installation: Louvre, Paris, 2007 Courtesy Louvre ©Philippe Chancel Paris
Anish Kapoor, Sky Mirror, 2006, Stainless Steel Organised by Public Art Fund: Installed Rockefeller Centre New York 19 Sep to 27 Oct 2006, Courtesy Public Art Fund ©Seong Kwon Photography
フェスティバルの初日を飾るのは、英国の小学校70校と地域コミュニティーがそれぞれ1年間かけて計画したという、キッズが主役のパレード。今年で開催19年目を迎え、毎年1万人を超える観衆を集めるこの一大イベントでは、4000人もの子どもや保護者が参加し、思い思いの創造性を反映させた衣装や振り付けでブライトンの街を行進する。今年のテーマは「大地・空気・火・水」で、自然の偉大な力を思い起こさせる衣装やパフォーマンスがお目見えする予定だ。陽気なサンバに乗せてシドニー・ストリートを出発し、最後は海岸沿いのマデイラ・ドライブで盛大なフィナーレを迎えるというから、こうご期待!
車の往来が激しい幹線道路沿い、あるいは土ぼこりが舞う田舎のわき道。そこで女たちは、快楽を求める獲物を狙って、危険な商売を行う……。
世界中の子どもはもちろん、大人までをも魅了してやまない童話「不思議の国のアリス」。英国人作家のルイス・キャロルが1865年に出版したこの物語が、エドワード時代に建てられた由緒正しき貴族の邸宅「プレストン・マナー」の広大な庭園で演じられる。白ウサギの穴に落っこちて、人間の言葉を話す動物や、人間のようなトランプの札が住む、ファンタジーの世界へ迷い込んだアリス。そこはなにもかもがあべこべで、胸躍る冒険が待ち受けていた……。個性豊かなキャラクターたちの後に続いて庭のあちこちをさまよえば、キッズたちもいつの間にかアリスと一緒に不思議の国に足を踏み入れているはず。3歳以上向け。
世界的に活躍するジャズ・クインテット2組を楽しむことができる、ぜいたくな一夜。まずは英国人ベース・プレイヤーのデイブ・ホランド(写真)率いる5人組が、「地球上で最も刺激的」と称されるその腕前を披露する。お次は、英国を代表するサックス奏者であるアンディー・シェパードが率いるクインテット。常に新しい感覚を探し求める「進化型」5人組の音色に酔いしれよう。
現在、英国で最も売れている振付師として、ダンス界からの期待を一身に受けるホフェッシュ・シェクターが率いるダンス・カンパニーによる、新作「The Art of Not Looking Back」の世界プレミア。この作品の見所は、シェクターを一躍売れっ子にした、男性ダンサー7人を起用した「Uprising」の対極とも言える、女性ダンサー7人による構成になっていること。同カンパニーの女性ダンサーたちにインスパイアされ、「彼女たちのために製作した」とシェクターが断言するこの作品は、踊り手を知り尽くしているからこそ実現できた、身体能力の限界に挑むような過酷で難解な振り付けになっているという。また、14日の公演の前には、鑑賞チケット保持者のみ無料で参加できるトーク・イベントも行われる。
フィルハーモニア管弦楽団による、オーストリア人作曲家、グスタフ・マーラーが手掛けた「交響曲第6番」の公演。人間が世界や運命という動かしがたい障害と闘い、最終的に打ち倒される̶̶そんな悲劇を奏でる第6番は、交響曲の大家として知られるマーラーの作品の中でも最も完成度が高いものとされている。同管弦楽団の首席指揮者・音楽監督であるエサ=ペッカ・サロネン(写真)が指揮を務める。
テレビやインターネット、ラジオに新聞……いつの間にか現代人は、24時間絶え間なく流れる情報の波に身をさらして生きるようになった。「うまく呑み込める」ようにと、短く鋭く切り揃えられたそれらは、誰かのフィルターを通して解釈され、編集され、通訳され、「ニュース」という名を付けられる。だが、そんな情報の塊は果たして「真実」と呼んでも良いのだろうか……?現代社会に溢れる、加工された真実と現実の意味を問う舞台。
英国最大級の音楽祭である「グラインドボーン音楽祭」の主催者としても有名なグライドホーン・エデュケーションが、モーツァルトが手掛けたオペラ「魔笛」をキッズ向けに大胆にアレンジ。子どもたちにもっとオペラの楽しさを知ってもらおうと、これまでにも様々な公演を行ってきた同団体が、今回は善と悪に分かれていて比較的分かりやすい「魔笛」の物語を、さらにヒーロー仕立てにしてエンタメ色の強い演出にしたという。真実を求めて悪と戦うヒーローたちを助けるのは、魔法のフルートとピアノ、それに何よりも観客たちの力。さあ、いざお姫さま救 出の旅へ!6~11歳向け。
フェスのフィナーレを飾るのは、街全体が1つのカーニバル会場と化す「ビッグ・スプラッシュ」。英国全土からストリート・パフォーマーやパペット人形師たちが集まって、最高のエンターテインメントを提供する。そして日が暮れてからのお楽しみは、最新技術を駆使した独創的な演出に定評がある花火師集団「アルケミー・ファイアワークス」による、毎年恒例の花火大会。有終の美を見届けて、フェスに別れを告げよう。

「30年くらい前に『春男の翔んだ空』っていう映画をつくったんですが、そのときには健常の子供が障害者の子供を嫌がって手を引っ込めたりしていましたけどね。でも今回は手をつないで、ほっぺたをくっつけ合って仲良く撮影をしてました。時代は変わったなあって思って、本当に嬉しかったです」

広島県に生まれ、6歳で被爆した漫画家、中沢啓治が、自らの体験を赤裸々に綴った同名漫画のアニメ映画化作品。1945年8月6日、広島県広島市に住む少年、中岡元は米国軍により投下された原爆により、父親や兄弟を失う。自らも原爆症の恐怖に苛まれ、身近な人々の死に苦しみながらも、元はたくましく戦後の混乱期を生き抜いていく。
母親探しの旅に出る少年と、ひょんなことから少年と行動をともにすることになった中年男性の道程を描いた北野武監督・脚本・主演のロード・ムービー。父親を亡くし、母親と離れて暮らす小学3年生の正男は、母親に一目会いたいと家を飛び出す。そんな正男を心配した近所のおばさんは、夫の菊次郎を同行させるのだが......。
納棺師という馴染みの薄い職業に目を向けた青木新門著「納棺夫日記」を基にした人間ドラマ。第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、国内外で注目された。プロの音楽家として活動していた男が、音楽の夢を諦めて帰郷。「旅のお手伝い」といううたい文句に惹かれて入社した会社で、死者を棺に納めるまでの準備を整える、納棺師という仕事に就く。











イエス・キリストの復活を祝う日で、キリスト教徒にとってはクリスマスよりも重要な行事とされる。毎年日付が変わる移動祝祭日で、春分後、初めて迎える満月の日から数えて最初の日曜日がイースターとなる。英国ではその直前の金曜日(グッド・フライデー)と直後の月曜日(イースター・マンデー)が祝日。ちなみにイースターの46日前の水曜日は「灰の水曜日」と呼ばれ、この日からイースター前日の「聖土曜日」までの日曜を除く期間を「レント(四旬節)」という。心を清め、悔い改める期間とされ、肉や卵、乳製品を摂取しないなどの食事制限をする習慣もある。
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