クラシカルな名画から最近の話題作まで、ロンドンを舞台にした映画は数知れず。今回は、その中から代表的な8作の主なロケ地について、ニュースダイジェスト編集部直属、シネマ特捜部のデカ長と、部下のタロウ刑事&ジロー刑事が私見を交えてご報告!(黒澤里吏)
| デカ長→映画の舞台裏捜査と言えばこの男、業界随一のベテラン | |
| タロウ刑事→ネバっこい捜査でデカ長を支える熱血刑事 | |
| ジロー刑事→鋭さも天然っぷりも兼ね備えた、特捜部きっての優男 |
Closer クローサー
(USA/2004年/98分)
監督: Mike Nichols
出演: Julia Roberts, Jude Law, Natalie Portman, Clive Owen
小説家志望のジャーナリスト、ダンは通勤途中の交差点でニューヨークから来ていたストリッパーのアリスに出会い、同棲を始める。1年半後、アリスをモデルにした小説の出版を控えたダンは、フォトグラファーのアンナに一目惚れするが……。
| 4人の男女が複雑に絡み合う恋愛劇だが、いやー、濃いねしかし。 | |
| ええ、本音トークの応酬ですからね。恋愛において言いたくても言えない、聞きたくても聞けないことを全部あの4人に言わせているような感じです。でもダイレクトすぎて逆に笑っちゃう部分も多いですね。 | |
| 基になっているのはコメディアン、俳優、劇作家など多彩な顔を持つパトリック・マーバーが手掛けた戯曲なんですよね。この映画の脚本も彼が担当しています。台詞が時にものすごく芝居がかっているのも納得ですし、「本当の気持ち」にこだわる英国人の理屈っぽさも出ているような。 | |
| それで肝心のロケ地だが、全編通してロンドン一色、しかもいい具合にお洒落な大人のロンドンっていう感じだな。 | |
| 僕が最初に目を留めたのは、写真家であるアンナのスタジオです。アーティストのアトリエとかスタジオって、興味深いじゃないですか。だから映画でああいうシーンを見ると、ここどこなのかなってつい思ってしまうんですよね。 | |
| で、どこだったんだ? | |
| ロンドン東部、オールド・ストリートの近くにある |
|
| 僕は
|
|
| 私はアンナがラリーに、離婚届にサインしてもらうために会う、眺めのいいレストランが気になったな。 | |
| あそこは
|
|
| ふむふむ。そして誰もが気になるであろう、ダンとアリスが最初にふらりと足を運び、最後に再び登場する、あの公園は……。 | |
|
| E M Miller & Son 3-11 Westland Place, London N1 7LP |
|
| London Aquarium County Hall, Westminster Bridge Road, London SE1 7PB www.sealife.co.uk/london |
|
| Portrait Restaurant (National Portrait Gallery) St Martin’s Place, London WC2H 0HE www.npg.org.uk |
|
| Theatre Royal Drury Lane Catherine Street, London WC2B 5JF www.theatreroyaldrurylane.co.uk |
|
| Postman’s Park King Edward Street, London EC4M 7DQ |
Bridget Jones’s Diary:
The Edge of Reason
ブリジット・ジョーンズの日記
きれそうなわたしの12か月
(UK/2001年/97分)
監督: Sharon Maguire
出演: Renée Zellweger, Colin Firth, Hugh Grant 他
恋人のマーク・ダーシーと相思相愛、今までの人生で一番幸せな日々だと感じていたブリジットだったが、ささいなことから亀裂が生じ、けんか別れしてしまう。そんな時、元カレのダニエルと仕事でタイへ行くことになる。
| お馴染み「ブリジット・ジョーンズの日記」の続編となる本作では、オーストリアのスキー場やタイのリゾート地まで出掛けて行ったりもするが、相変わらずロンドンの風景もふんだんに盛り込まれているな。 | |
| はい、まず冒頭の、ブリジットが「サウ ンド・オブ・ミュージック」のイメージでマーク・ダーシーと丘の上で抱擁を交わすシーンですが、ここはこれまでにも数多くの映画の ロケ地として使われてきた
|
|
| おう、私も行ったことがあるが、ここ眺めがいいよなあ。ロンドン・アイとかBTタワーとかまで見渡せるんだな。 | |
| それで思い出しましたが、テムズ河沿いの夜景もきれいに撮られていますね。相変わらずブリジットは、バラ・マーケット近くの
|
|
| 相変わらずと言えば、彼女の友達も全然変わらないよなあ。そういえば、みんなで飲んでるところに、毒っ気がある言葉でちくっと人を刺す「クラゲ女」が来るシーンがあったよな。 | |
| はい、あれはショーディッチにある
|
|
| ほおー。そう言えば、ブリジットが大切なパーティーの前にコルセットを買うお店は、なんていうところなのかな? | |
| ああ、あそこは
|
|
| い、いや別にそういうわけでは……。み、店としてちょっと気になっただけだ。 | |
| ふうーん、デカ長もなかなか隅に置けないですねえ。マーク・ダーシーとダニエル・クリーヴァーのごとく、1人の女性を取り合ったりしちゃうんですかあ。 | |
| そんなわけないだろう。しかしあの2人のケンカは毎度、可笑しいよなあ。 | |
| はい、本作でも派手にやらかしてますね。ダニエルがギャラリーで収録しているところにダーシーが乗り込む場面、あれはケンジントン・ガーデンズ内にある
|
|
| 因縁の対決ね。ブリジットもいい男2人を手玉にとって、悪い女よのう。まあ、私もブリジットが好きだから、仕方ないけどな。 | |
| そうですか。僕は別に好みのタイプじゃないけどなあ。 | |
| 僕はストライク・ゾーン広いんで、オッ ケーっすね。 | |
| …………。 |
| Primrose Hill Primrose Hill Road, Primrose Hill, London NW3 |
|
| The Globe Pub 8 Bedale St, London SE1 9AL |
|
| The Light Restaurant & Bar 233 Shoreditch High Street, London E1 6PJ www.thelighte1.com |
|
| Rigby & Peller 5 Conduit Street, London W1S 2XD www.rigbyandpeller.com |
|
| Serpentine Gallery Kensington Gardens, London W2 3XA www.serpentinegallery.org |
The Bank Job バンク・ジョブ
(UK/2008年/111分)
監督: Roger Donaldson
出演: Jason Statham, Saffron Burrows, Stephen Campbell Moore 他
Websters (Office Building)
136 Baker Street, London W1U 6DU
1971年のロンドン。借金取りに追われる毎日を送っていた中古車ディーラーのテリーは、昔なじみの美女マルティーヌから、ロイズ銀行の貸金庫を破るという儲け話を持ちかけられる。迷った挙げ句に承諾したテリーは、仲間とともに地下通路を掘り当て貸金庫強奪に成功するが、そこには全英を揺るがす王室にまつわる秘密が隠されていた。
実話を基にした非常にスリリングな犯罪フィクションで、私も思わず息を呑んで観てしまったよ。映画のシーンと同様に、当時このオフィスビルの屋上で実際に窃盗団の1人が見張り役をしていたっていうんだからドキドキしてしまうね。それにしても、英国政府が2054年まで封印しているという、黒人活動家マイケルXが金庫に預けていた文書の中身が気になりますなあ……。
Love Actually ラブ・アクチュアリー
(UK・USA/2003年/135分)
監督: Richard Curtis
出演: Alan Rickman, Bill Nighy, Colin Firth,
Emma Thompson 他
Grosvenor Chapel
24 South Audley Street, London W1K 2PA
部下に恋してしまった若くてハンサムな英国の首相デイヴィッド、弟に恋人を奪われ、傷心旅行に出掛けた先のポルトガルで現地の女性に恋した作家のジェイミー、円満な家庭生活を送りながらも、部下からのアプローチに惑わされる会社社長のハリー……。クリスマスのロンドンを舞台に、19人の男女が織り成す9つの恋模様を描く。
このチャペルはキーラ・ナイトリー扮するジュリエットの結婚式が行われる教会です。ほかにもロンドンの名所が満載ですが、首相官邸はスタジオ撮影。ちなみにゴードン・ブラウンが首相に就任した際、反米的な政策に転換するのでは、と憶測した識者たちは、この映画で英国の首相が米大統領に対抗するシーンになぞらえて「ラブ・アクチュアリー・モーメント」なんて言ってたらしいですよ。
A Hard Day's Night
ビートルズがやってくる! ヤァ! ヤァ! ヤァ!
(UK/1964年/87分)
監督: Richard Lester 出演: The Beatles他
Charlotte Mews
Camden, London W1T
リバプール出身の4人組ビートルズは今や人気絶頂。今日も興奮しきったファンたちをうまく煙に巻き、ロンドン行きの電車に飛び乗った。しかも今回は変わり者であるポールの叔父さんまでツアーに便乗し、マネジャーもイライラ。そんな中、分刻みのスケジュールをこなしていた彼らだが、生放送の収録直前に突然リンゴが姿をくらましてしまう。
低予算で製作されたにもかかわらず、今もまったく色褪せることのない愉快痛快なビートルズのアイドル映画。行方不明になっていた リンゴをやっと探し当てたメンバーが、猛ダッシュでテレビ局へ滑り込む手前でくぐり抜けるのが、グッジ・ストリート駅近くのこの路地です。ちなみに熱狂的なファンに追い回されるシーンは、メリルボーン駅で撮影されています。
The Da Vinci Code ダ・ヴィンチ・コード
(USA/2006年/149分)
監督: Ron Haward
出演: Tom Hanks, Audrey Tautou, Jean Reno他
Fairfield Halls
Park Lane, Croydon CR9 1DG
www.fairfield.co.uk
ルーヴル美術館館長が殺され、ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模した姿で遺体が発見される。仕事でパリを訪れていた米ハーバード大学教授の宗教象徴学者ロバート・ラングドンは、警察から捜査協力の依頼を受け、事件現場へ向かう。しかしそこで、殺された館長の孫娘で暗号解読官のソフィーに意外な事実を知らされ……。
ウエストミンスター寺院をはじめ、お馴染みのロンドン名所も数多く登場しますが、ここではあえてこの、クロイドンにある総合芸術施設をご紹介。冒頭でラングドン教授が講演を行う場面は、このコンサート・ホールで撮影されています。このホールではかつてビートルズやザ・フー、チャック・ベリーなど歴代のスターたちも公演を行っているんですよ。
Harry Potter
and the Half Blood Prince
ハリー・ポッターと謎のプリンス
(UK・USA/2009年/153分)
監督: David Yates
出演: Daniel Radcliffe, Rupert Grint, Emma Watson
Millennium Bridge
River Thames, London W1X 1LE
邪悪な闇の魔法使いヴォルデモートが支配力を強めようとしていることを察知したダンブルドア校長は、6年生になったハリーに決戦の準備を整えるよう促す。また、ヴォルデモートの防御を打ち砕くため、元同僚のホラス・スラグホーンをホグワーツ魔法魔術学校に迎え入れた。一方、学校内では恋の病が蔓延。誰もが誰かに夢中になっていた。
冒頭でミレニアム・ブリッジが、まるで致命傷を負って海に沈んでゆく竜のごとく、見事に崩壊するシーンがなかなかの迫力です。実はこの橋を渡るたびに毎回、「揺れてるなあ~、大丈夫かなあ~」という思いがふと頭をよぎるので、このシーンを見て、似たような怖い想像をしてる人は意外と多いんじゃないかな、なんて思ったのでした。
Lock, Stock and
Two Smoking Barrels
ロック、ストック&
トゥー・スモーキング・バレルズ
(UK/1998年/107分)
監督: Guy Ritchie
出演: Jason Flemyng, Dexter Fletcher, Nick Moran他
Battersea Bridge
Battersea Bridge Road, London SW11
闇商売で小金を稼いでいたエディは、チンピラ仲間から金を集めてカード賭博で勝負に出るが、八百長に引っかかり、莫大な借金を負うはめになってしまう。返済猶予もたったの1週間。途方に暮れる彼らだったが、そんな矢先にある麻薬絡みの強盗計画を耳にし、そこからブツを横取りしようと目論む。ところが事態は思わぬ方向へ進み……。
全編を通してロンドンの下町風景が満載だけど、痛快なエンディングのどんでん返しで、携帯電話を口にくわえたトムがぶらさがっている橋が、この片持ち梁のバタシー・ブリッジなんだそうだ。1885年に再建されるまでは、ロンドンに残る唯一の木製の橋として、ターナーをはじめ多くの画家が絵のモチーフにしていたらしいぞ。



在留届は提出しましたか?












7月28日生まれ。東京出身。大学卒業後はイベント制作会社で勤務。退社後、1997年に「ヒットチャートをかけぬけろ」でメジャー・デビューを飾る。翌98年には、SMAPのシングル「夜空ノムコウ」の作詞を担当。同楽曲の大ヒットとともに、スガ シカオの名と楽曲の認知度が一気に高まった。2001年発売の5thアルバム「Sugarless」はオリコンのアルバム・チャート初登場1位を獲得。これまでにリリースしたアルバム12作品のすべてがアルバム・チャートのトップ10入りを果たしている、日本を代表する男性ソロ・アーティストである。
─ ロンドンで生活する上で、最も驚いたこと、面白かったこと、憤りを感じたことを教えてください。
─ スガさんと言えば「ファンク」ですが、ファンクに傾倒されたのはいつ頃ですか。またファンクのどの部分に惹かれたのでしょうか。
ロンドン・フィルム・フェスティバル 公式ウェブサイト 











仲良く2人揃ってマリファナ所持で逮捕されたり、公共の場で血みどろの愛憎劇を繰り広げたりと、これまで散々タブロイド紙を騒がせた歌手のエイミー・ワインハウス(26)とブレイク・フィールダー=シビル(29)夫妻。そんな「世紀のお騒がせカップル」が、今年7月、ついに2年間にわたる結婚生活に終止符を打った。しかも、その手続きにかかった時間はなんと75秒間。2人とも裁判所に現れなかったとはいえ、これまでの波乱万丈さとは程遠いあっけない最後に、「あのエイミーが大人しいじゃないか」という素直な驚きが見出しに反映されている。
米歌手のマドンナ(51)が離婚後、ブラジル人モデルのジーザス・ルース(22)と交際を始めたときには、その親子ほどの年齢差も話題になったが、それよりも「マドン ナ(聖母マリア)とジーザスの聖なるコンビ」と、聖書から飛び出してきたような名前の組み合わせにも注目が集まった。そして今年4月、マドンナが新たに養子のマーシー・ジェイムズちゃん(4)を家族に迎えたことで、さらに神聖さがアップ。「Mercy」は「幸運、恵み」という意味だが、「救済、憐れみ」といった、聖書によく登場する言葉でもあるのだ。そのため、ジーザスがマーシーちゃんを抱いただけで、「The Jesus Prayer(イエスの祈り)」と呼ばれ る祈祷文をもじった、大げさなヘッドラインがつけられた。
二流芸能人がジャングルの奥地で生活するというリアリ ティー番組「I’m a Celebrity... Get Me Out Of Here!」に出演したことがきっかけで、一気にその名とスタイルの良さを英国全土に知らしめた、元ポップ歌手のマイリーン・クラス(31)。同番組放送後には、司会者や水着モデルなどの仕事が殺到し、見事売れっ子タレントに復活した。そして1児のママとなっても引っ張りだこのマイリーンは、 TV番組の撮影のために米ロサンゼルスへ。滞在中に数キロ太り「贅肉が全部、お尻についた」という彼女は、大きな美尻で人気の米歌手、ジェニファー・ロペス(40)と間違えられたのだとか。
本業の女優としてよりも、共演者を片っ端から「元彼」に変えていく恐るべし「man-eater(男泣かせのモテ女)」としての才能の方が勝っていると思われるシエナ・ミラー(27)。そんな彼女を一気に「女の敵」に変えたのが、妻と4人の子持ちである米国人俳優バルサザール・ゲティ(34)との不倫だった。この記事では、元婚約者である俳優のリス・エヴァンス(41)と別れる数カ月前からゲティ と「getting cosy(親密になっていた)」という悪女っぷりをすっぱ抜かれている。
「Li-Lo」の愛称で知られる米女優のリンジー・ローハン(23)。①は、彼女が2007年に薬物依存を克服するために入ったリハビリ施設から出たときの記事で、「ドラッグ・フリーで、こんなに奇麗に」という、ポジティブな内容に名字が使われた珍しい例だ。②は、そんな彼女が700万ドル(約6億6000万円)と言われる資産をドラッグとアルコールに費やしてしまった、という内容。「blow one’s fortune(お金を使い果たす)」と名前が組み合わさっている。
今となっては遠い昔のことのように感じるが、歌手マドンナと映画監督のガイ・リッチー(41)が離婚したのは、つい去年の話。①は、離婚が噂され始めた2008年8月、マドンナの50歳の誕生日に盛大なパーティーを企画したガイが、彼女がどれほど素晴らしい女性、妻、母親、歌手であるか、そしてどれほど彼女を愛しているかを来客に語り「まだ君に夢中だ」とスピーチしたときの記事だ。それからわずか2カ月後の記事②は、経済的に「格下」のガイが、どんなに「女王さま気取り」の妻にも決して屈せず「bow(頭を下げる)」こともなかった、というもの。英国のタブロイド紙らしく、米国人のマドンナではなく、あくまで英国人であるガイの肩を持っているのがミソ。
架空のキャラをドキュメンタリー風に撮影したモキュメンタリー映画「ボラット」と「ブルーノ」で、タブーたっぷり、下ネタさらにたっぷりの衝撃内容で世界を驚愕させたコメディアン・俳優のサシャ・バロン・コーエン(37)。新作「ブルーノ」でゲイのオーストリア人ファッション・ジャー ナリストに成りすまし、様々な人の「限界」を試した彼だが、やはり撮影中はどこに行ってもセキュリティーや警察と激しく衝突したそうだ。この記事では、子どもには絶対真似させたくない数々の武勇伝を報じながら、逆説的に「such a nice boy(ほんっとにいい奴だね)」と皮肉ったヘッドラインとなっている。
「ハリウッドのおしどり夫婦」と呼ばれた米女優のジェニファー・アニストン(40)と米俳優のブラッド・ピット(45)が破局を迎えたのは2005年のこと。今ではそれを上回る「ゴールデン・カップル」としてハリウッドに君臨するブラピとアンジェリーナ・ジョリー(34)だが、2人が恋に落ちるきっかけが、離婚前に撮影された映画での共演だったことは有名だ。離婚後も恋敵に関してはノー・コメントを貫いたジェニファーだったが、昨年、アンジェリーナの行動について「全然クールじゃない」と発言。「3年前のこと、まだ引きずってるんだね」とタブロイド紙に同情されてしまった。
「posh(ツンとお高くとまったお金持ち)」というイメージが大変お似合いのビクトリア・ベッカム(35)。小鹿のような華奢な体型の彼女だが、腕に異常なほど血管が浮き出ている写真につけられたのが①の見出しだ。「もっと食べなよ……」という願いが、心地良い韻に込もっている。②は、 彼女がデザイナーを務めるブランドのプロモーション撮影の様子を伝える記事。ブランコに座ってポーズをキメたものの、「ポッシュすぎて自分でブランコも押さない」という裏話が掲載された。
たとえコカインを鼻から吸引する写真が新聞の一面を飾ろうと、売れっ子モデルであり続ける「奇跡の人」ケイト・モス(35)。世界を股にかけるファッション界のドンは、2007年10月、英国のカリスマ・ヘア・スタイリストのジェームズ・ブラウンとコラボした整髪料を発表した。が、「干草の塊のようだ」と酷評されたボサボサの髪型は、お世辞にも一般人が真似したいと思うものではなく、せっかくの新製品は「モス・ムース・メス」と軽やかに韻を踏んで片付けられてしまった。
英国の国民的タレント発掘番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出場し、一躍「ときの人」となったスーザン・ボイル(48)。その垢抜けない風貌と美声とのギャップで人気となった彼女だが、番組が用意したビューティー・スタッフのおかげで、回を重ねるごとに見違えるように美しく変身していった。ただ、そんな彼女もそこまで気が回らなかったのか、ワイルドな伸びっぱなしの足の爪を写真に撮られ「ツメの甘さ」を曝(さら)してしまった。
昨年7月、映画「バットマン ダークナイト」で主役を務めるクリスチャン・ベール(35)が母と姉に暴行し、2日後に逮捕されるという事件が起こった。その後、①の記事で、シングル・マザーである姉が、3人の子どもの養育費のために「10万ポンド(約1500万円)ちょうだい」と泣きながらせがんだことが原因であるとすっぱ抜かれた。②は、バットマンが着用するお馴染み「バットスーツ」が体に合わず、撮影中ずっと背中や股間が痛かった、という話。
バンド「ビートルズ」の名曲「ヘイ・ジュード」と英国人作家トーマス・ハーディの小説「日陰者ジュード」にちなんで名付けられたという俳優、ジュード・ロウ(36)。年々、M字型に髪が後退している彼だが、昨年の夏に撮影されたアフター・シェイブ用品の広告で、実際よりも明らかに髪がふっさりしていたため、各メディアが「異議あり!」と報道した。「ジュード、そんなにくよくよするなよ」という歌詞のこの曲で、エアブラシにお世話になったジュードを、タブロイド紙がハゲました。
2003年の「MTVアワード」で、全米が見守る前で熱いキスを交わしたマドンナと歌手ブリトニー・スピアーズ(27)。マドンナからの影響を公に認め、ファンを通り越して「僕(しもべ)」状態のブリトニーだが、この記事は、その愛を反映しすぎて「また衣装がそっくり」という内容だ。復活ツアーに彼女が選んだ衣装は、誰の目から見てもマドンナとほぼ同じ。「いくらなんでも、それはパクりすぎ」という、スターとして個性を疑う感想が滲み出ている。
今年、男性誌「FHM」が行ったアンケートで「世界で最もセクシーな女性」に選ばれた歌手のシェリル・コール(26)。とはいえ、昨年は年明け早々に夫でサッカー選手のアシュリー・コール(28)の浮気が発覚し、人生の荒波に揉まれた。その後、シェリルは「誰か彼女にハンバーガーを食べさせろ」と記事が出るほど激ヤセ。所属するアイドル・グループ「ガールズ・アラウド」のツアーに、セクシーなレオタード姿でステージに立ったものの、思わず「ooh(あちゃー)」とため息が漏れるほど肉が削げ落ちていた。
6月に急逝した「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソン(享年50)。その死後から数カ月経った今でも、「整形しすぎで鼻がもげた」、「隠し子が5人いる」など疑わしい情報が毎日のように錯綜している。ウォルト・ディズニーら著名人が眠る霊廟に決まるまで、遺体の埋葬場所さえも極秘にされていた。この記事では、墓地の従業員ですら確かなことが分からず、数人がショベルであちこちを掘る写真を掲載。「This Is It(これで最後)」と名付けられた幻のロンドン公演にちなみ、「Is this it?(本当? これでいいの?)」という疑問を反映した見出しとなった。
これまでドハデなケンカを繰り広げてきたバンド「オアシス」のギャラガー兄弟だが、先日、とうとう兄のノエル(42)が「我慢の限界」を訴え、脱退してしまった。原因は、弟リアム(36)の暴言。これまでノエルは散々な罵倒を我慢してきたようだが、ついに話の矛先が彼の子どもたちにまで向き、堪忍袋の緒が切れてしまったようだ。ノエルが弟を「どうしようもないバカ」と呼び激怒したことから、1995年に発表されたアルバム名に引っ掛けている。
今年5月、米ロサンゼルスで開催されたMTVムービー・アワードの授賞式で、生ぬるい祝賀ムードから一転、世界が震撼する瞬間が訪れた。お尻丸出しの天使の衣裳を身につけた「ブルーノ」ことサシャ・バロン・コーエンが、ワイヤーに吊るされて登場し、ラッパーのエミネム(36)の上に逆さまの状態で落下したのだ。しかも生尻がエミネムの顔に接触寸前で、「オレ様を誰だと思ってんだ!」と怒り狂ったエミネムはサーシャを振りほどいて会場を後にした。その後、この事件は2人によるヤラセだと判明している。
ニューヨークで映画のプレミア上映会に出席したリンジー・ローハン。シックなドレスでめかし込んだ彼女だったが、「キマってるねー(swell)」とパパラッチの注目を集めたのはドレスではなく、いつも以上に「ぷっくりふくれた(swell)」唇だった。並べて掲載された数日前の写真よりも、かなり「分厚い唇(lippy)」であるため、「リップ・ジョブ(唇を厚くするためのボトックス注射)したでしょ」とズバリ指摘されている。
山の天気のように変わる女心を反映してか、しょっちゅう髪の毛の色を変えている米女優のミーシャ・バートン(23)。元祖「ハリウッドのおしゃれ番長」の地毛は薄いブラウンなのだそうだが、ブロンドからダーク・ブラウンまで、日替わり弁当のように色を変えては楽しんでいる。ただ、いくらおしゃれさんとはいえ、イメチェンはたまにやるからこそ効果があるもので、やりすぎるのはどうもNGのようだ。「ミーシャはきっと、自分のルーツ(本来の自分と、髪の根元=地毛の色)を忘れたんだろうね」と呆れられてしまっている。
ウィスキーに目がないというガイ・リッチーが、その情熱をビジネスにも生かそうとしている、という記事。映画監督以外にも才能があるのね、ということで「マルチ・タレント」と「ウィスキー(モルト)」がもじられている。まだ離婚報道が始まる前だったため、記事の中ではことあるごとにマドンナとウィスキーを引っ掛けているのも、今となっては少しほろ苦い。「ガイは『age well(奇麗に歳を取る、ウィスキーが熟成する)』するものがお好き」や「ガイは30年もののウィスキーと50年ものの女性が好み」など、年上女房あっぱれな内容になっている。
齢50歳を過ぎても「ポップの女王」でいるために、週6日間、1日2時間の激しい筋トレを欠かさないというマドンナ。彼女のマッチョな写真は何かにつけ紙面を飾っているが、やはり人間、この歳でやりすぎると不自然になる。この日、レストランから出てきたところをパパラッチされたマドンナの二の腕には、筋肉マンを彷彿とさせる筋肉に、尋常ではないほど血管の隆起がくっきり。「歩く解剖図、発見!」と各紙がこぞって伝えた。
サイズ32DD(日本でいうFカップ)という美・爆乳を誇る米ポップ歌手のケイティー・ペリー(24)。「ヤセ体型+爆乳」なおかげでよく豊胸疑惑が流れるが、その度に「娘たち(my girls=胸のこと)は純粋そのものよ」と反論し、ことあるごとに美乳自慢をしては失笑を買っている。そんな彼女の最新の美乳ネタは、売れっ子歌手になる前に、胸のレプリカをチャリティー・オークションに出品したところ、3500ドル(約32万円)で落札されたという話。「あまりに大きいから、他の人よりたくさん石膏が必要だった」 とのたまうケイティーだが、確かにスタイルの良さはアイドルの財産、ご立派な宝をお持ちでなによりだ。
トラブルをぽんぽこ産み続けるエイミー・ワインハウスだが、もっこり頭上に掲げられた、ハチの巣のようなヘア・スタイル「ビーハイブ」だけはいつもキマっている。そんなエイミーがある日、自宅の庭で日光浴を楽しんでいた際、なんと彼女の分身とも言えるビーハイブがタオルに包まれてしまっていた。それだけと言えばそれだけの話だが、やはりスターには「自分らしさ」を大切にして欲しいもの。そんな気持ちを込めて「しっかりしてよ!」とつけられたのが、このヘッドラインだ。








ビクトリア様式の墓地を眼下に望むガラス張りのモダン住宅。道路に面した壁は花崗岩と半透明のガラス、墓地に面した壁は透明なガラス張りにすることで、プライベートを守りつつ、解放感に満ちた空間をつくり出している。ガラス張りの壁やスライド式のガラス天井から自然光を採り入れ、壁枠にコンクリートを採用することで夏は熱吸収を、冬は放熱を抑える省エネ化を実現している。2009年RIBA(王立英国建築家協会)アワード受賞。
1960年代に建設された合同改革教会の内部を改築、現在では教会であるとともに、コミュニティ・センターとしても機能している。建物内で目を奪われるのが、高さ11メートルの天井に設置された天窓まで伸びる真っ白な柱。「Ray of Light(一筋の光)」の名に相応しい、清廉な存在感を放っている。ロンドン在住アーティスト、ロナ・スミスの手によるカフェの窓からは、リージェント・スクエアを眺めることができる。2009年RIBAアワード受賞。

ファッション・ブランド、モンスーンの本社ビル「The Yellow Building」は、創始者のピーター・サイモンが寂れたノッティング・ヒル の一エリアを買い取り、建築事務所AHMMとゼロからつくり上げた「ビスポーク」なオフィス・ビル。オフィスに居住スペース、アジアやラテン・アメリカ諸国などのアートを展示するアート・コレクションなど、オフィスという概念を超えた「ブランドの顔」となっている。
英国の戦争史をたどることのできる帝国戦争博物館の建物が、元々は世界初の精神病院であったことはご存知だろうか。オープン・ハウスでは博物館と建築物の歴史を知ることのできる家族向けツアーや、お絵描きイベントが開催される。
輸送用のコンテナを積み上げてつくられたアート・スタジオ「Trinity Buoy Wharf / Container City」では、自分だけの小型模型をつくるイベントに参加することが可能。カラフルでユニークなスタジオ内ならば、想像力も掻き立てられるはず。
ウェンブリー・スタジアムなどの大型建造物建設の際に発生した「ごみ」を有効利用しつくられた「リサイクル・パーク」。幹線道路に程近いにもかかわらず、静かな雰囲気に満ちたこの公園を、同園のデザイン・チームのメンバーとともに歩いてみよう。

Bank of England
Royal Courts of Justice
Foreign & Commonwealth Office
Lloyd’s of London
Tower42
City Hall



若者受けするこじゃれたセンスと、カジュアルな雰囲気を兼ね 備えた「Horror Girl」のコレクション


1908年に発表されたバーバリー社の広告(写真左)。日本では子ども用のバーバリー製品(同右)も人気を集めている。

洗練された大人を イメージさせるカッ ティングが特徴的な「Anglophilia」のコレクション(写真左)と、タータン・チェックのデザインを使用した「MacAndreas」(同右)

ポール・スミスでは香水のコレクションも多く発表している(写真左)。ポール・スミスの旗艦店の絵が描かれた女性用Tシャツ(同右)

春らしい青の下地に花柄が描かれたバッグ(写真左)と、同じくキャス・キッドソンならではの花のイメージを多用したブローチ(同右)






「西洋の漢方薬」と言われるほど薬効成分に富んだ植物、ハーブ。英国では人々の生活にハーブ製品が浸透し、専門店ではないスーパーや薬局でも驚くほどの品揃えが並んでいる。また、昨年にはハーブによる治療を専門とするNHSクリニックが開設されたことからも、確かな効果がうかがえる。天然植物に秘められたパワーを生活に取り入れ、健やかな心と体で夏を楽しもう!(本誌編集部)

精油は肌に直接塗るには強すぎるため、アロマ・マッサージなどに使用する際は「キャリア・オイル」と呼ばれる植物油で薄めよう(ただし、ラベンダーとティートリーに限り、微量なら直接塗ってもよい)。
アロマテラピーの中でも最も手軽にできるのが「芳香浴」。 上の表を参考に、気分や部屋に合わせて精油を変え、上質な時間を演出しよう。




ハーブ・ティーの美味しい入れ方


読者のとっておきハーブ術 ①
ここ数年、マッサージ用のアロマ・ソルト作りにはまっています。正確に分量を測っているわけでもなく、精油同士の相性をそこまで気にするわけでもなく、体調や気分に合わせて自己流に楽しんでいるのですが、だからこそ長続きしているのでしょうか。例えば、「ちょっと体を引き締めたいな」という日には、セルライト(皮下脂肪)を取り除く効果があって、引き締め効果もあるオレンジ・スイートを少し多めに加えたり。ラベンダーは精油同士の調和を取ることができるそうなので、いつも入れるようにしています。
読者のとっておきハーブ術 ②
読者のとっておきハーブ術 ③
みなさん、「エコ・ボール」ってご存知ですか?これはソーダ・クリスタルが入ったプラスチックのボールで、洗濯機に入れると洗剤も柔軟剤もいらないという、環境とお財布に優しいグッズです。マーケットでエコ・ボールを購入した際、お店のおじさんがティートリーの精油をプレゼントしてくれたのでボールに数滴入れて洗濯してみたところ、効果バツグン!ティートリーは殺菌効果に優れているそうで、洗剤をまったく使わなくても、いやな生乾きの臭いがしないんです。体にも地球にも安全で、しかも手軽にできるので、これはぜひお勧めします。
専門家に訊きました














