ニュースダイジェスト主催 フォトコンテスト2019 受賞者発表!
かけがえのない旅の思い出から何気ない日常のふとした発見まで、毎回多くの力作が届くニュースダイジェスト主催のフォトコンテスト。9回目を迎えた今年からは、スマートフォンで撮影した作品も審査対象となり、より多くの応募作が寄せられました。そんな中から選び抜かれた、今年の受賞作を見ていきましょう!
テーマ「2018〜2019年の思い出」
マチュア部門大賞
「はじめての海は地中海!」 斎藤 裕美さん Saito Hiromi(英国)

今年の夏にスペインのマヨルカ島で撮ったお気に入りの一枚です。2歳の息子にとって初の外国の海!息子の目にはどんな風に見えているのかをのぞき見したくて、サングラスに映った景色を撮りました。この受賞を励みに、わが子が世界の美しさに出会う瞬間をこれからもカメラに収めていきたいと思っています。
キッズ部門大賞
「ストーンヘンジの作り方」 矢崎 悠真さん(10歳)Yazaki Yuma(英国)

5月にストーンヘンジに行った時、どうやって作られたのだろうと話しながら撮りました。自分で作っている感じにしたら面白いかなと思って、石が奥のストーンヘンジのギリギリの所にくるように注意しました。石の形と大きさがストーンヘンジに似ているところと、周りの風景がきれいなところが気に入っています。
審査員コメント
遠近法を使ったアイデアが面白い写真ですね。応募時のコメントにあった、「巨人が石を運んだ」という発想が少年ならではで素晴らしいです。子供の手で石を載せているので、より「レゴのように簡単に作れそう」な感じが出ていますし、古代の遺物と小さくて柔らかな手のコントラストも良いと思います。マチュア部門入賞
「イブの海辺で願い事」 川東 紀弥さん Kawahigashi Kimi(英国)

クリスマス・イブにお散歩に行った海で、サンタさんにお願い事でもしているかのようにじっと波を見つめる子供たち。そんな海辺での何気ない風景も、きれいな空と合わせれば少し特別な瞬間になるなと思い撮りました。こんなすてきな賞をいただけるとは思っておりませんでした。ありがとうございました。
審査員コメント
クリスマス・イブ、何かお願い事を家族の皆さんでしているのでしょうか。冬の海辺ですが、家族の温かさを感じられ、また、想像をかき立てられる作品です。「どんな事があっても、いつまでも家族一緒にいようね。パパ & LOVE」というお願いなのではないでしょうか。 by Panasonic UKマチュア部門入賞
「初めての海」 大野 椎音さん Ohno Shiine(英国)

毎年、夏に家族で行く南ウェールズのロシュリベイで撮りました。生後半年、ごきげんな娘が帽子をすぐに取ってしまうので、ワームズヘッド島を背景にして、日陰ができるように抱っこしているところを主人がスマホでパシャリ。赤ちゃんとの初めての夏の思い出をこういった形で残せてとてもうれしいです。
審査員コメント
撮影時の目線の高さと構図がとても良く、真っすぐな水平線が印象的です。空の青、海の青、シートの青、そこに置かれた傘の緑が、美しい砂浜のベージュの中で鮮明に映り、心地よく感じられる美しい写真です。それが家族の大事な思い出の一枚になっていることが素晴らしいですね。 by JSTVマチュア部門入賞
「Sunset pitch」 入江 亮太さん Irie Ryota(英国)

毎週仕事の後にサッカーをしているピッチの夕暮れです。日も短くなったなあと見上げたら、ピッチから空までの色合いが美しかったので撮りました。夕暮れ時の寂しい感じと、遠くのシャードとシティのビルがロンドンらしいと思います。勧められて人生初の応募だったのでうれしいと同時にびっくりしました。
審査員コメント
夕焼けがほのかに残る群青色の空をバックに、特徴あるロンドンの建物が浮かび、その手前にフットボール・ピッチでゲームを楽しむ人々が左右と真ん中にバランス良く配置された芸術性の高い作品です。大きな宇宙の中にある一つの街、その一角で趣味に興じる幸せが強く感じられます。by Takara Shuzoキッズ部門入賞
「小さなサーファー」 川東 ジョーンズ 美翔さん(6歳)Kawahigashi Jones Mika(英国)

賞を取ったと聞いてとてもうれしかったです。夏に行ったデヴォンで、大きなボードを持って一所懸命歩いていた妹が面白く、思わず携帯を借りて撮りました。お気に入りのビーチも一緒に写せて、思い出に残る写真になって良かったです。写真が好きなので、これからもっとカメラを使わせてもらえるといいな。
審査員コメント
海岸をはだしで歩いても、まだ足跡も残らない3歳になったばかりの女の子、好奇心旺盛で多感な時期なのでしょう。お姉ちゃんの見よう見真似で、自分の背丈よりも大きなボードを運ぶ姿は、見ているだけで思わず笑みがこぼれてしまいそうですね。 by サカイ引越しセンターキッズ部門入賞
「私の想い出〜一万年のEARTH殻」白露木 乃花さん(9歳)Shiratsuyu Konoka(英国)

賞をもらえると思っていなかったので、ヤッターと言いながら両手を上げて何度も飛び跳ねました。8月にカッパドキアで、5メートルくらいの岩窟に一生懸命よじ登って入りました。岩窟が卵の中にあるように見えたので、写真に撮りたい!と思いました。レンズを通すと違うように映って、なかなかシャッターを押せなかったけれど、撮りたいと思ったものが撮れました。
審査員コメント
岩窟を穴の反対側から撮るというのが斬新です。風景のどこを収めるかの全体的なバランスの取り方が上手だと思いました。タイトルも作品の一部になっていて良いですし、トルコのカッパドキアの摩訶不思議さがよく表れている作品です。 by JTB Europe Ltd.キッズ部門入賞
「Summer Day」ルーク・ボヘインさん(6歳)Luke Bohane(英国)

よく晴れた夏の日に、家の裏の牧場でお母さんとお兄ちゃんとたこ揚げをした時、青い空と白い雲とカラフルなたこがとてもきれいだと思って、草むらに座ってお母さんのカメラで撮りました。うまく撮れているのでお母さんがコンテストに出してみようと言いました。そしたら、こんな良い賞をもらえてとてもうれしいです!
審査員コメント
アングルと構図が青空をより引き立てて、たこの鮮やかさも写真全体を引き締める要素になっていると思います。夏のまぶしい太陽、たこを揚げるお母さんの黄色いシャツ、青い空と白い雲。今年の夏が全てカラフルな色に凝縮されていますね。 by WA café審査員総評
今年も素晴らしい作品が勢ぞろいし、大変審査の難しいコンテストでした。マチュア、キッズ共にユニークな構図の創造性豊かな作品が多く見られました。また、光や色彩を効果的に取り入れた、家族のスナップ写真にとどまらない印象的な作品が集まったのも今回の特徴ではないでしょうか。スポンサー
キヤノンヨーロッパ / JSTV / 宝酒造株式会社 / Panasonic
SAKAI KUWAHARA MOVING SERVICE UK LTD / WA Café / JTB Europe Ltd.
英国 マチュア部門 次点作品
「お気に入りの散歩コース」蔭浦 明日香さん Kageura Asuka
「Spectrum of memories」マユ・ティーべンさん Mayu Teeven
「海底に沈む船」 垣江 眞依さん Kakie Mai
「ひととき」 Sayaka Walkerさん
「初めての海」 田中 伸昌さん Tanaka Nobuaki



在留届は提出しましたか?
Thomas Lockley
欧州の使節と思われる集団に従じ、やりを持つアフリカ人の護衛。
ヘンリー8世の後方にグリニッジ宮殿
旧グリニッジ宮殿の模型
グリニッジで作られた甲冑
3メートル近い馬上やりのレプリカ
ヘンリー8世、メアリー1世、エリザベス1世が誕生した場所の記念プレート
優美なクイーンズ・ハウス
美しいチューリップ階段
大理石を敷き詰めたホール
有名な 「アルマダの肖像画 」
女王の寝室の天井画
海軍療養所の最初の設計図
中央のクイーンズ・ハウスの視界を遮らない現在の建物
ウィリアム棟のドームには風向計
ウィリアム棟のペインテッド・ホール
ドームの内側の天井画
海事博物館正面口
航海に使われた測量器具
クック船長が使ったクロノメーター
世界初の近代地図帳「世界の舞台」(オルテリウス編、1570年)
左肩に弾痕が残る
ネルソン提督の軍服
17世紀前半の古城(ヴェンツェスラウス・ホラー作、1637年)
王立天文台は1675年に設立
過去の子午線の位置(かつて黒いドア部分に観測器が置かれた)
報時球は午後1時に落下する
グリニッジ標準時を示すゲート時計
天文学センターで宇宙を学ぼう
天文学センターでは45億年前の隕石に触れられる
本初子午線上にある日時計
家の塀の本初子午線マーク
テニス・コートの本初子午線マーク














小林恭子 Ginko Kobayashi













「ニュートン」(1795年 版画に彩色)科学一辺倒の当時の世相を批判し描かれた。
「自画像」(1802年 鉛筆、水彩)ブレイク45歳のころの作。現存する唯一の自画像といわれている
「虎」(1794年 版画に彩色)「無垢と経験の歌」の中の一編
「憐み」(1795年ごろ 版画に彩色)シェイクスピアの「マクベス」の中の一節
「蚤の幽霊」(1819年 鉛筆、金粉)占星術師のジョン・ヴァーリーに頼まれて降霊術の会で描かれた。左手にはドングリの実で作られた杯、右手には植物のトゲを持つ
「エルサレム 巨人アルビオンのエマネーション」
「涜神者カパネウス」(1820年代 鉛筆、ペン、インク)ダンテの「神曲」 地獄篇の挿絵の1枚。
2018年に建立された新しい墓碑。命日に除幕式が行われた
「キャサリン・ブレイク」(1802年 鉛筆、水彩)自画像と同時期に描かれた妻キャサリンの肖像。
マクギネス真美 













審査員コメント
表現方法が優れています。男の子の背景は、どこなのか分からないくらいぼかしているにもかかわらず、サングラスにはっきりビーチの景色が映り込んでいますね。大人のサングラスとゴム付きの帽子のギャップにもクスリとさせられます。映画「ボヘミアン・ラプソディ」にも、こんなサングラスの映り込みが印象的なシーンがありました。