ダニエル・クレイグ最後の007作品となったボンド・シリーズ第25作に、当初ダニー・ボイル監督が起用されていたのは皆が知るところだが、「制作会社との意見の相違」で降板したボイル監督のその理由が明らかになった。「インディペンデント」紙が伝えた。
ボイル監督と脚本家のジョン・ホッジによる構想では、現代のロシアを舞台にした時事的な内容だった模様。製作会社側は、「あまりチャレンジングなストーリーは控えたかったのだろう」と、ボイル監督は振り返っている。もし話が進み実際に製作されていたら、非常にタイムリーな作品になっていたのではないだろうか。
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