オンラインで約100人の老若男女に尋ねた結果、ロボットなら新型コロナ感染の恐れがないという物理的なものから、「自分を認めてくれる」「感情を吐露できる」という感情的なものまで理由はさまざま。ロンドンの神経科学者のタラ・スウァート博士によると、たとえロボットだとしても、その相手に対して親しみを感じれば、人々の脳からは愛情ホルモンの一種が分泌されることが認められている。これまでは、コンパニオン・ロボットが高齢者の話し相手になり、認知症を和らげる効果があるとされていたものの、今ではより幅広い年齢層が、友人を求めてロボットを購入する可能性がありそうだ。
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