セレブ格上げ成功
14歳からモデルを始め、チャンネル4「ポップワールド」の司会でテレビ・デビュー、最近では「ゴクズ・ファッション・フィックス」のリポーター役なんかをしていたアレクサ・チャン(25)。って言っても今ひとつピンとこない御方に、アークティック・モンキーズのボーカル、アレックス・ターナーの彼女、これでどうでしょう。
英版「グラマー」や「タトラー」ではケイト・モスやキーラ・ナイトレイらと並んでベスト・ドレッサーに選ばれていたアレクサだが、表紙を飾った5月号「ハーパーズ・バザー」誌によると、「Alexa Chung is on fire right now」。なんだかメラメラきてるらしい。根拠はテレビでの活躍とアパレル、ニュー・ルックの春夏キャンペーン・モデルに抜擢で、だって。テレビで活躍とは初耳だ。
父が中国人ハーフで、それで姓がチャン。彼女はクォーターとなるが、東洋の面影はほとんど見あたらない。とにかく「アティテュード」「エッジ」があって、それでいて自然体なファッション・センスとキャラクターがウケてるらしい。単に骨張った体型がそう見せているんじゃないのって気もするが。
前述「ゴクズ~」でカール・ラガーフェルドやジョン・ガリアーノにインタビューしていた時の印象は、はすっぱ。ボーイッシュ、なんてのを通り越し、勝ち気さが前面に出たあなた何様的しょっぱさだった。多分、アレックスの彼女になって90度角に知名度が上がった分、「何様」に拍車がかかったのだろう。
マーク・ロンソンが元カレだったデイジー・ロウと同じく、ミュージシャンの彼氏(売れてるのが条件)はセレブ格上げに効果絶大だが、その分、副作用も強いらしい。