意外はマドンナ選外か
ホモセクシャルの男性3000人を対象にしたアンケート(gaygolddiggers.uk.com調査)で、「究極のゲイ像」の座に就いたのは、マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウド選手。女帝カイリー・ミノーグを押しのけてのトップだけに説得力がある。
「ムキムキマンで艶々したオールバック、輝く白い歯、光り物アクセサリー……。どこから見てもまるでゲイ」とは、ウェブ代表者の弁。同じサッカー界からベッカムが7位にランクインしているが、ロナウドとの年の差は10。23歳の若さには太刀打ちできない。
3位は、言わずもがなのジュディ・ガーランド。5位ライザ・ミネリの母であり、永遠のゲイ・シンボルだ。彼女の死が引き金となって、69年にゲイ初の暴動「ストーン・ウォールの反乱」が米ニューヨークで起こった。また、映画「オズの魔法使い」で歌われる「虹の彼方に」は、ゲイ・パレードのお約束曲であり、レインボー・フラッグの元。
ポップス界からは、4位エルトン・ジョン、6位ビレッジ・ピープル、8位ジョージ・マイケルの3組。エルトンは離婚後に、ジョージは男子トイレでの淫行発覚を機にカミングアウト。またゲイ市場を狙って売り出されたビレッジ・ピープルは、道路工事夫、カウボーイ、警官、GIのコスプレで歌う「Y.M.C.A.」が大衆にも受け大ヒットした。9位ジョン・バロウマンは、「ドクター・フー」などで知られるイケメン・ゲイ・タレント。10位は、司会・コメディアンのポール・オグラディと、マドンナの選もれ以外はコンサバな順位だ。
イタリアでも似たような調査で1位はサッカー選手(ファビオ・カンナバーロ)だった。「究極のゲイ像」よか「抱かれたいっ!」の勝利。