報道によると、過去2年間で約30万人の患者が午後11時から午前6時の間に退院させられていた。その大部分は高齢者であり、過去に行った同様の調査では、深夜に起こされてベッドから退去するよう求められたり、寝間着姿のままで退院させられたりするなどの事例も確認されているという。
今回の調査は「スカイ・ニュース」が実施。調査を受けた病院のうち半数以上は無回答であったため、実際に深夜に退院を求められたことのある患者数は2倍以上になり得る可能性もある。
英国ではNHSにおける診察や治療を基本的に無料で受けることができる一方、病院の混雑や待ち時間が深刻な問題となっている。