ニュースダイジェストの制作業務
Sat, 27 April 2024

小林恭子の
英国メディアを読み解く

小林恭子小林恭子 Ginko Kobayashi 在英ジャーナリスト。読売新聞の英字日刊紙「デイリー・ヨミウリ(現ジャパン・ニュース)」の記者・編集者を経て、2002年に来英。英国を始めとした欧州のメディア事情、政治、経済、社会現象を複数の媒体に寄稿。著書に「英国メディア史」(中央公論新社)、共著に「日本人が知らないウィキリークス」(洋泉社)など。

女性政治家が反論 「子供の予定は?」と聞かれて

ニュージーランドで野党・労働党の党首となったばかりのジャシンダ・アーダーン氏が、8月上旬、テレビやラジオの番組の中で子供を作る予定を数度にわたって聞かれ、「2017年にそんな質問をして許されるわけがない」と答える場面が放送されました。
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BBCが高額報酬者を発表 男女格差が歴然に

英国のメディアの中で、ダントツなのがBBCです。私自身、BBCのファンの一人ですが、先月19日、年次報告書の発表とともに公開された、年間15万ポンド(約2200万円)以上の報酬を得る出演者や職員ら96人のリストには心底驚きました。
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グレンフェル・タワー 火災事件の背景 なぜ高層住宅なのか?

6月中旬、ロンドン西部にある公営高層住宅「グレンフェル・タワー」(24階建て)で火災が発生し、少なくとも80人が亡くなる大惨事となりました。
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巨額拠出で閣外協力へ ー 与党とDUPとの合意の波紋

先月29日、メイ首相の施政方針が下院で可決されました。もし可決されなければ政権崩壊が起き、政治は大混乱に突入したかもしれません。ひとまず、ほっと一息の展開でした。
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メイ首相に辞任コール 窮地の中で新政権発足

選挙はふたを開けてみないと分からない、とはよく言ったものですね。8日の総選挙で、メイ首相率いる与党・保守党の獲得議席がまさか過半数を割ってしまうとは……。総議席数650のうち326議席がないと過半数には達しませんが、獲得したのは318。前回2015年の総選挙からすると13議席少なくなりました。
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選挙戦における政治家のテレビ討論 6月の総選挙はどうなる?

来月8日、総選挙の投票日がやってきます。選挙戦の大きな目玉の一つが、主要政党の党首同士によるテレビ討論です。テレビを使っての選挙討論というと、最も著名な例が米国のケネディ上院議員(民主党)と ニクソン副大統領(共和党)との対決(1960年)です。
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第2野党・ 自由民主党の復活劇は成功するか

メイ首相の突然の発表で、6月8日に急きょ総選挙が行われることになりました。世論調査で与党・保守党に20ポイント以上の差を付けられている最大野党・労働党は、基幹産業の国営化を含む左派政策を維持し、核兵器のボタンを押すか押さないかをはっきりさせないコービン氏が党首のままでは「絶対に勝てない」と言われています。保守党の一人勝ちが予測される中、急激に支持を伸ばしつつあるのが第2野党の自由民主党です。
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ブレグジット発動でジブラルタル論争勃発

スペイン・イベリア半島南端に位置する英領ジブラルタルが最近、論争の的になりました。ジブラルタルは神奈川県芦ノ湖と同じ面積(約6.8平方キロメートル)で、約3万2000人が住んでいます。英国から見るとかなり離れた場所にありますが、英国とスペインは何世紀にもわたりその領有権を争ってきました。現在でもスペインは領有権を主張しています。
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オズボーン前財務相が新聞の編集長に驚きの大抜擢

2016年7月まで財務相だったジョージ・オズボーン氏が、来月からロンドンの夕刊紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」の編集長に就任するというではないですか。度肝を抜くような抜擢です。
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新自治政府発足に向けて、話し合いが続く北アイルランド

北アイルランドで今月上旬、自治政府議会選挙(定数90)が行われ、プロテスタント系の民主統一党(DUP)とカトリック系シン・フェイン党がほぼ同数の議席を獲得しました。
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