4月4日付の「エコノミスト」誌は、「苦闘」と題して、日本で「ワーキング・プア」を始めとする貧困層が増加している現状を伝える記事を掲載した。
同記事は、日本で昨年、全国平均所得の半分以下で暮らす人々の割合を示す相対的貧困率が過去最高となる16%を記録したと報道。また近年では非正規雇用が増加していると述べ、これらの「質の悪い」仕事がワーキング・プアの問題を悪化させていると述べる識者の見解を引用した。
さらに同記事は、ドヤ街として知られる横浜市中区寿町の現状も紹介している。日本第二の都市である横浜の繁華街から決して遠くないにも関わらず、寿町は「別世界」であると形容。「荒れ果てた地区」であり、地元の日本人にとっては「貧困までの道のりにおける一時停止」のための場所であると伝えた。
Sun, 06 October 2024