米兵による沖縄での性的暴行事件、県が「容認できない」と米軍に抗議 - 駐留兵に対する監視強化を要求
Japan condemns ‘intolerable’ US army after soldier charged with rape of teenager
「テレグラフ」紙(電子版)は6月27日、沖縄の米軍嘉手納基地に所属する米兵(25)が、16歳未満の少女をわいせつ目的で誘い出し性的暴行をした罪で起訴された事件で、県が同27日、嘉手納基地のトップらに対し「断じて許すことはできない」と抗議し、再発防止を強く要請したと伝えた。
同記事は、沖縄は日本の陸地面積のわずか0.6パーセントを占めるに過ぎないが、国内の米軍基地と施設の約70パーセントが集中していると報道。汚染、騒音、ヘリコプターの墜落など基地関連の問題は沖縄の人々を長い間悩ませており、米軍駐留に対する不満につながっていると説明した。また、1995年に沖縄本島北部で3人の米兵が12歳の少女を集団で暴行した事件をきっかけに、日本に駐留する米兵の法的地位を定めた60年の協定の見直しを求める声が広がったと述べた。同紙は、沖縄県知事の玉城デニー氏の「未成年者に対してこのようなことが行われたこと自体、米軍基地に隣接する地域住民に大きな恐怖を与える」という言葉を引用し、沖縄では米軍普天間飛行場の移設計画をめぐり、反基地感情が高まっていると説明。NHKが2022年に実施した全国世論調査では、日本人の80パーセントが米軍の沖縄への偏った配置を「間違っている」または「やや間違っている」と考えていることが分かったと伝えた。
Tokyo election: demographic crisis the top issue as two women vie for job of governor
都知事選は人口危機が最大の争点
「ガーディアン」紙(電子版)は6月20日、保守派で現職の小池百合子氏が、中道左派の蓮舫氏を主な対抗馬に、3期目を目指していると報道。候補者らは、高齢化する巨大都市の人口減少という前例のない課題への対処法を問われていると伝えた。
What is STSS, the deadly flesh-eating bacteria on the rise in Japan?
日本で増加する致死率の高い人食い細菌「STSS」
「インディペンデント」紙(電子版)は6月21日、日本では2024年上半期に1000件を超える劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の症例が報告されたと報道。3月には死亡者が77人に達したにもかかわらず、増加原因は依然不明であると伝えた。
Move over ramen and sushi –
the humble onigiri is the soul food of Japan
ラーメンでも寿司でもなく、おにぎりこそ日本のソウル・フード
「インディペンデント」紙(電子版)は6月24日、「おにぎり」という単語がオックスフォード英語辞典に掲載されたと報道。一般社団法人おにぎり協会の、「ファストフードであり、スロー・フードであり、ソウル・フードである」という言葉を紹介した。
Yen at 38-year low against the dollar
38年ぶり安値の円相場
「ガーディアン」紙(電子版)は6月27日、対ドルで1986年以来、約38年ぶりの安値を付けた円相場は、160.8円まで下落したと報道。行き過ぎた円安を阻止するため、政府・日銀は9.8兆円(約480億ポンド)の市場介入を余儀なくされたと伝えた。