Holborn駅から徒歩8分
1. 英国らしいスイート・ホーム
Thornback and Peel
ウサギとキャベツ、ブラックバードとブラックベリーなど、繊細な木版画を手作業のシルクスクリーンで布に転写し、キッチンやインテリア用品を展開。年2回、新しい柄が発表される。今季から始めたポーチは、お気に入りの柄をカバンに入れて持ち歩ける幸せグッズだ。元フローリストと舞台デザイナーの2人が古い意匠をモダンな商品に解釈。クリスマス・カードや携帯カバーなど、小物も可愛らしい。
7 Rugby Street WC1N 3QT
Tel: 020 7831 2878
月~土 11:00-18:00
www.thornbackandpeel.co.uk
2. 奥まで長ーい、宝石箱
Maggie Owen
一見ジュエリー専門ブティックのようだが、奥まで長く続く室内にはスカーフや手袋、詩集やカードなどもあり幅広い品ぞろえだ。オーナーのマギーさんによると「基本的に何でもあり。宝石のように輝きを放つ存在であること」が店に置く商品のただ一つの条件だそう。大ぶりで存在感のあるジュエリーを得意とするが、小さくてユーモラスな作品もあり、価格も予想に反して手ごろなものが多い。
13 Rugby Street WC1N 3QT
Tel: 020 7404 7070
月~土 11:00-18:00
www.maggieowenlondon.com
3. リアルなクロージングは、北に習え
Universal Works
英中部の労働者階級に育ち、父や叔父の仕事着、そして週末のお洒落着を見て育ったデザイナーが具現化したブランド。凝り過ぎず、媚びず、真っ当なファッションを作り出す。東京でもポップアップ・ショップの予定があり、要注目。今季のテーマは「冬、移動遊園地に遊びに行くときのレイヤード・スタイル」。伝統のウールやコットン・ツイルを使い、上質かつタフなエッジが効いたコレクションだ。
137 Lambs Conduit Street WC1N 3NG
Tel: 020 3632 2115
月~土 11:00-19:00 日 11:00-17:00
www.universalworks.co.uk
4. ワイン・マニアの隠れ家
Noble Rot
ノーブル・ロットとは、貴腐ワイン醸造に利用されるカビの一種。手前はぶらっと入れるワイン・バー、奥は予約もできるレストランで、良心的な価格で粒ぞろいのワインがグラス単位から飲める。ミシュラン級のシェフが提供するフードも美味。オーナーは元レコード会社の経営者とワイン・バイヤー。両名が手掛ける年3回発行の同名ワイン雑誌も面白い。
51 Lambs Conduit Street WC1N 3NB
Tel: 020 7242 8963
月~土 12:00-14:30、18:00-21:30
www.noblerot.co.uk
5. 仕立てプレミア、着こなしはリラックス
Oliver Spencer
こちらはメインの紳士コレクションがそろい、一軒挟んだ隣はアクセサリーや靴などを販売する。「高品質は必ずしも『正装』を意味しない。普段着が『無頓着』とは限らない」が信念。デーリー・スタイルを少し格上げし、さりげないお洒落を楽しむために生まれたブランドだ。今年の秋冬は、伝説のバンド、クリームのドラマーがアフリカを旅したときのビート感がテーマ。
62 Lambs Conduit Street WC1N 3LW
Tel: 020 7269 6444
月~土11:00-19:00 日12:00-17:00
www.oliverspencer.co.uk