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Thu, 11 June 2026

英国発ニュース

日本の養殖魚、おいしさ知って―ブリや真ダイをPR

(ロンドン 6月10日 時事)日本養殖魚類輸出推進協会は8日、日本で養殖したブリや真ダイの認知度向上につなげるため、ロンドンで市内の料理人やレストラン関係者など約100人を招いてPRイベントを開催した。品質の高さや味の特徴だけでなく、日本独自の処理技術についても説明し、食材の利用拡大を促したい考えだ。

イベントでは、ブリと真ダイを切り身にするデモンストレーションを披露。ブリが大きさによって「ハマチ」や「ワラサ」など名前を変える出世魚であることや、真ダイが祝い事などで食べられる縁起の良い魚であるといった日本文化とともに紹介した。

また、プレゼンテーションでは日本の養殖産業の歴史や素材の新鮮さを保つ独自の処理方法「血抜き」や「神経締め」についても説明し、参加者らは熱心に聞き入っていた。

同協会では、日本の養殖業界が持続可能な水産業の在り方や環境保全にこだわっていることも強調。小林良廣理事は、「現地の一流レストランなどで日本産のブリと真ダイを食材として使ってもらえるようブランド力を高めたい」と語る。これまでドイツやスペインで同様のイベントを開催してきたが、英国での開催は初めてだという。

 イベント後半では、アルコール類と合わせた試食会が行われた。レストランを経営する女性は「初めて食べたが興味深い素材だ。日本料理以外でも、さまざまな料理に合うのではないか」と話していた。

 ブリとタイは、日本政府が輸出拡大に向けて設定する農林水産物・食品の輸出促進の重点品目に含まれている。農林水産省がまとめた2025年の輸出実績では、ブリが約528億円、タイが約80億円と前年に比べて増加した。ただ、いずれも輸出先は米国や韓国が上位を占めている。
 
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