毎年クリスマスが近づくと、英国の大手スーパーマーケットやショップの楽しげなクリスマス広告が、テレビなどで放送される。各企業が莫大な予算を投じ、力を入れた広告がそろうなか、北アイルランドのとある小さなバーが製作した広告が「心を揺さぶられる」と反響を呼んでいる。
BBCによると、それは同地エニスキレンにあるチャーリーズ・バー(Charlie’s Bar)が700ポンドで作った2分間の広告。動画は、家族を失った初老の男性がお墓に花を手向けた後、街を一人寂しく歩いていると、通りすがりのカップルに誘われ、バーで一緒にビールを飲むという演出になっている。「ある人にとってクリスマスは辛い時期」であることがメッセージに込められたこの動画は、SNSですでに数百万回の再生数を記録している。
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