16 May 2013 vol.1387
本誌ウェブ記事では何度か書いたネタなのですが、締め切り追いたての内線電話から逃れたいときにこっそりオフィスを抜け出して訪れるカフェがあります。コベント・ガーデン駅とトッテナム・コートロード駅とホルボーン駅を結ぶ三角形のへそみたいな地点に位置する「ポエトリー・カフェ」。詩に関する発刊物を手掛ける編集部が上階にオフィスを構えるこのカフェを訪れると、その隠れ家的な静けさと、「詩のカフェ」という店名が想起させるメルヘンチックな感情に浸り、現実逃避できるからです。弊社ウェブサイトの「レストラン検索」に詳細が載っているので現実逃避にご興味ある方はご覧ください。(籠)
まだまだ春だか冬だか分からない、微妙な天気の日が続いていますね。お気に入りのリージェンツ・パークの野外劇場が今週スタートしますが、一体何を着て観劇に臨めば良いのやら……。ロング・ダウンに巨大毛布持参くらいがピッタリな感じです。その一方で最近は、こんな気候などお構いなしに、夏のイベントが次々とその全貌を明らかにしています。今回特集で取り上げたBBCプロムスもその一つ。演目の詳細を眺めていると、何だか夏らしい清涼な気分を味わえるのが不思議です。こうなったらしばらくは片っ端から夏のイベントのチケットを予約して、爽やかな気分を妄想 & 疑似体験することにします。(月)
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