うーむ、今回は久々にマジ回答してみましょうかね。
と言っても、私のアドバイスではいつも通りしょーもないので、今回は、南洲翁さんの遺訓から学びましょう。え、南洲翁さんって誰? と思った人多いと思いますが、西郷隆盛のことなんですよ。うちの実家のある山形県酒田市に西郷さんを神様として祀った南洲神社というのがあるんです。明治元年の戊辰戦争で、庄内藩(あ、うちの実家のあたりね)は、西郷さん率いる薩摩藩に負けちゃうんですが、庄内藩の戦後処理に当たったのも薩摩藩でした。薩摩藩邸を焼き討ちにしたりして、新政府軍に多大な損害を与えた庄内藩だったのですが、西郷さん、戦いの後は敵ではなく、新しい時代の同胞として庄内藩を迎え入れました。その寛大な態度に感動した藩主、酒井忠篤は、西郷さんの教えを「南洲翁遺訓」として制作。全国に広めました。その一節をば。
「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を尽くし人を咎(とが)めず、我が誠の足らざるを尋(たず)ぬべし」
今回は、こんな西郷さんの哲学を回答としましょうか。
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