結論からいえば、軍隊に加わるのは軍でのキャリアを追求したい人だけなので、現在の法律では一般人が徴兵される可能性は低いとのこと。もともと、英国が近代に徴兵制を採用したのはたったの2回で、最初が第一次世界大戦中および戦後。16~40歳までの独身男性が召集され、後に年齢制限は51歳に引き上げられた。2回目の徴兵制は第二次世界大戦中および戦後の1939~60年にあり、当初は20~22歳までの独身男性のみ。戦火が激しくなるにつれ18~51歳の男性に変更された。63年までには英国は正式に徴兵制のない国となり志願制に移行。ただジェンダーに対する社会の見方が変化したため、もしも仮に徴兵が必要になったら、女性も徴兵される可能性が高い。
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