消費財大手ユニリーバ(本社・ロッテルダム)は、英国のEU離脱決定が原因で起きているポンド安を理由に、商品の10%値上げを要求。ユニリーバ社を利用する大手スーパーマーケット・チェーン「テスコ」がこの要求を拒否したため、その結果として約200銘柄の商品がテスコから無くなることになりそうだという。オンライン・ショッピング・サイトからは既にいくつかの商品が消えており、実店舗から姿を消すのも時間の問題と言われている。
ユニリーバ社が英国のEU離脱決定を値上げの理由に利用しているだけ、と見る批評家もいる。消費者の間では「ユニリーバ社(商品)をボイコットしよう」という動きもあるらしい。
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