ウィンブルドン選手権では、「真っ白なユニフォームを着用しなければならない」という規定がある。スポンサー企業の過剰な宣伝行為などを防止するために、近年ではこの規則が厳格化。現在では、襟、袖、リストバンドなどを含むあらゆる着用物に白以外の色を使えるスペースは1センチ未満と定められている。
この規則のため、選手は下着までも白に統一すべきとの解釈が広まり、混乱が起きているという。「デーリー・メール」紙は、ある男子選手が汗をかいたため透けてしまった青色の下着について大会側から注意を受けたとの事例を紹介。また規則に反しているとして着用していた下着を変更するよう求められた女子選手もいるといい、その際に適正なサイズのものがない場合は、ブラジャーなしで試合に出場している選手もいるのではないかと推測する関係者の見方を引用している。
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