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Fri, 06 December 2019

Wimbledon / ウィンブルドン

映画の舞台裏を捜査する!特捜シネマ刑事
第34回

Wimbledon(2004 / 英・仏)
ウィンブルドン

テニスの最高峰、ウィンブルドン大会。引退を決意していた英国人選手ピーターは、優勝候補の若手米国人選手リジーと恋に落ち、予想外にトーナメントを勝ち進んでゆくが……。

今週のロケ地

監督 Richard Loncraine
出演 Kirsten Dunst, Paul Bettany, Sam Neillほか
ロケ地 The All England Lawn Tennis and Croquet Club
アクセス 地下鉄Southfields駅から徒歩またはシャトル・バス

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  • 毎年恒例ウィンブルドンの季節となりましたが、デカ長はテニスとか観ますか?
  • おう、テニスは観始めるとハマるな。いつもテレビ観戦だが、英国にいるなら一度は生で観てみたいよなあ。
  • ウィンブルドンはグランドスラム4大会の中でも最も歴史が古く、いかにも英国伝統の格式高い選手権って感じですもんね。
  • 一方で、ご当地選手、つまり英国の選手が優勝できない大会としても知られています。「ウィンブルドン現象」なんていう言葉まで生まれてしまいました。
  • その憂さ晴らしで、こんな映画をつくったのかな?
  • さあ、どうなんでしょう。物語は2001年大会において、ワイルド・カード(主催者推薦)で出場しながらもチャンピオンに輝いたクロアチアのゴラン・イワニセビッチ選手に着想を得ているようですが。
  • ちょっとあり得ない話ではありますけどね、大会中に思いっきり恋の逃避行しちゃったり(笑)。「ノッティングヒルの恋人」や「ブリジット・ジョーンズの日記」などを手掛けているワーキング・タイトルの製作ですから、それはもう爽やかなロマコメに仕上がっております。
  • スゴイのは、2003年大会の最中に開催地である「The All England Lawn Tennis and Croquet Club」の神聖なるセンター・コートで撮影したってことだよな。
  • そうなんです! よくもまあ、許可が下りましたよね。しかも審判と観客はエキストラではなく、正真正銘の本物ですから。プレイヤーズ・ラウンジなど一部の大会施設も、実際の場所を使っています。
  • 元スター選手のジョン・マッケンローとクリス・エバートが本人役で解説者に扮しているうえ、英国テニス中継の父とでも言うべき存在のジョン・バレットが、実況アナとして登場しているのもリアル感をアップさせています。ただ、試合のシーンはさすがにCGが使われてますね。ポール・ベタニー、キルスティン・ダンストともにプロ・テニス選手役を演じるにあたって3カ月の特訓を受けたそうですが、実際に試合をこなすのはやはり至難の業というわけで。
  • でも、判定に納得がいかないピーターが審判に食いつくシーンなんかは、マッケンローの現役時代のパフォーマンスを真似たっていうじゃない。そういうオマージュ的な演出がなんとも心憎いね。
  • そうそう、テニス・クラブのエントランスですが、実際には正面玄関にあたる場所がなくて絵にならないため、ロンドン動物園の入口を使ったそうです。
  • ほぉ、あれ動物園だったのか。それは分からなかったね。トーナメントの場面以外だと、主役のカップル2人のシーンにロンドン市内のスポットが魅力的に挿入されてる印象が強かったが。
  • そうですね。まずピーター、リジーを始め選手が宿泊しているホテルは、メイフェアの5ツ星ホテル「The Dorchester」です。次に、2人がデートする公園はKensington Gardensですね。噴水のシーンは園内のItalian Gardenが使われました。さらにパーティーのシーンは、ご存知ロンドン・アイです。テムズ河とビッグベンを見下ろすゴージャスな夜景に釘付けですね。しかもここでピーターがライバルのジェイクを殴り、そのままリジーと噂の逃避行。辿り着いた先に煌めく海は、ブライトン・ビーチです。
  • さすが、界隈のロマンチック・スポット全網羅やね。

デカ長、物申す
この手のロマンチック・コメディーは正直、趣味じゃないんだけど、ライトで爽やかな一本が観たいって人にはいいかもね。キルスティン・ダンストはどう見てもプロ選手には見えないが、ポール・ベタニーはなかなか雰囲気出てるよ。そうそう、リジーの父親を演じたサム・ニールや、ピーターの弟役のジェームズ・マカヴォイなど、脇を固める俳優陣がこれまたいい味出してるぞ。

 
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