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Sun, 07 September 2025

英国ゆるニュース

王室ネタからセレブ、ゴシップ、カルチャーまで

政治家の好きなビスケットは? コービン党首はショートブレッド

 小さな子供を持つ親のための情報サイト「マムズネット・コム」は、英国の政治家にインタビューし、最後に好きなビスケットが何かを尋ねることでも知られている。最新のインタビューで、労働党のジェレミー・コービン党首は、スコットランド土産でも知られる「ショートブレッド」と答えたという。「デーリー・テレグラフ」紙が伝えた。

 ただし、コービン氏は健康の面から反砂糖主義なのだそうで、もし無理やり勧められたらば、というただし書き付き。過去のインタビューを見ると、デービッド・キャメロン前首相は「オートケーキにバターとチーズを載せたもの」、ゴードン・ブラウン元首相は「チョコレート系ならなんでも」、エド・ミリバンド前労働党党首は「ジャファ・ケーキ」、スコットランド首相のニコラ・スタージョン氏は「タノック社のキャラメル・ウェファー」、そして自由民主党の前党首ニック・クレッグ氏は「紅茶に浸けるならリッチ・ティー、そのまま食べるなら(マクビティー社)のホブノブス」と答えている。

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「クマのプーさん」誕生90年を記念して、新キャラクターが登場

英国が誇るA・A・ミルンの古典的名作「クマのプーさん」。主人公のプーさんのほかに、コブタ、イーヨを始めとした様々な動物キャラクターが登場するが、このたび、ここにペンギンが仲間入りすることになった。「メトロ」紙が伝えた。

 動物たちが住む100エーカーの森の新しい住人となるこのペンギンは、「クマのプーさん」の誕生90年を記念して近々出版される「ザ・ベスト・ベア・イン・オール・ザ・ワールド」のうちの1話に登場するという。作者は放送作家で作家のブライアン・シブリー氏。

 シブリー氏は、原作者のA・A・ミルンが息子のクリストファー(クリストファー・ロビンのモデル)と写った古い写真の中に、ぬいぐるみのペンギンが一緒の一枚を見つけた。「クマのプーさん」に登場する動物たちのほとんどが、息子のクリストファーが持っているぬいぐるみをモデルにしていると言われる中、なぜかペンギンだけが参加していないことに注目したシブリー氏は、このペンギンを加えようと思いついたという。

 「ザ・ベスト・ベア・イン・オール・ザ・ワールド」は来月出版される。
 

ハリポタ作品の舞台になった家が売りに出た

人気児童小説「ハリー・ポッター」シリーズの第1作目、「ハリー・ポッターと賢者の石」で、孤児となったハリーが身を寄せたのは意地の悪いおばさん宅だったが、映画化の際、このプリベット通り4番地のロケ先となったイングランド南東部バークシャーの3ベッドルーム・ハウスが現在売りに出ているという。「デーリー・メール」紙が伝えた。

 売却のためキッチンなどはリフォームされたものの、ペチュニアおばさんとバーノンおじさんに虐げられた暮らしをしていたハリーが、自室として使っていた階段下の物置スペースなどはきちんと残っているという。ちなみに気になる価格は47万5000ポンド(約6334万円)とのこと。

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アマゾンがレストランのデリバリー・サービスを開始

オンライン・ショッピングの大手、アマゾンが英国でフード・デリバリー事業を開始した。「デーリー・メール」紙が伝えた。

 英国には既にデリバルーやウーバー・イーツといった、契約レストランの料理を配達するサービス会社があるが、アマゾンがこれに参入。アマゾン・レストランツという名称で、現在、利用はアマゾンのプライム・メンバー(会員費は年間79ポンド)のみ、配達エリアもロンドン中心部のみとまだ限定的だが、これから1年以内に利用できる都市や店舗を増やすという。

 同紙のスタッフが実際にアマゾン・レストランツでオーダーしてみたところ、30分でアツアツの食事が届いたという。ただし、アマゾン・レストランツ、デリバルー、そしてウーバー・イーツの3社を比較すると、ミニマム・オーダーが15ポンドというのが災いし、軍配は僅差でデリバルーに上がった。3位はウーバー・イーツ。
 

BBC人気番組「ザ・グレート・ブリティッシュ・ベイク・オフ」、チャンネル4に移動

 一般の人々がケーキやパン作りの腕前を競い合うBBCの人気番組「ザ・グレート・ブリティッシュ・ベイク・オフ」(GBBO)が、今シリーズをもってBBCを離れ、来シリーズからはライバル・チャンネルとも言えるチャンネル4で放映されることになった。それに伴い、司会者のメルとスーも番組を去るという。「メトロ」紙が伝えた。

 GBBO は初回から現在までの6年で計7シリーズが制作された。当初から司会者として参加していたコメディー・デュオのメルとスーは、移動の報せにショックを受け落胆したといい、「(番組が)イースト菌を混ぜたパンのようにどんどん膨らんで成長していくのを見るのが好きでした。これからまた(局を変わって)パン生地から作る気持ちはありません」と声明を出した。

 「イブニング・スタンダード」紙によると、メルとスーの離脱を受け、審査員であるメリー・ベリーとポール・ハリウッドも番組を離れる可能性がある。

 

テイラー・スウィフト、もう「新しい恋人探し始める用意できた」らしい

 英人気俳優トム・ヒドルストン(35)とのわずか3カ月の交際が破局を迎えたと言われる米ポップ・スターのテイラー・スウィフト(26)。関係者の話では、スウィフトはダメージを受けた様子もなく、次の相手を探す用意もできているらしいとのこと。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

 スウィフトはまだ20代半ばなのだから、本命に出会うまで誰と何度デートしたって構わないだろう、と一部の関係者が「サン」紙に語っている。最初は、スウィフトがヒドルストンとの関係を終わらせたという報道が巷を賑わせたが、ここにきてヒドルストンの友人サイドから「いや、トムの方が2人の関係に疲れていた、全く話は逆だ」という意見も聞かれるようになった。

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ダニエル・クレイグ、ボンド続投に155億円のオファー

 2005年から人気スパイ映画「007」シリーズのジェームズ・ボンドを演じてきた英俳優のダニエル・クレイグ。もうこれ以上ボンド役を続ける気はないと意思表示してきたものの、製作側のソニー・ピクチャーズはまだ彼を手放す積もりはないようだ。関係者がセレブ・ニュース・サイト「Radar」に語ったところによると、今回、クレイグに対し1億5000万ドル(約155億円)という巨額のギャラを提示し、あともう2作、ボンド役を務めないかオファーしたという。「デーリー・テレグラフ」紙が伝えた。

 以前インタビューで「またすぐボンド役に戻るくらいなら自分の手首を切った方がマシ」と答えたことすらあるクレイグが、どのような結論を出すかは分かっていない。今年の5月、ソニー・ピクチャーズはクレイグに6800万ポンド(約93億円)をオファーし断られたと言われている。

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覆面アーティストのバンクシーはグループだった!?

社会風刺的なグラフィティ・アートで知られる覆面アーティスト、バンクシー。本人のプロフィールはこれまでにも取りざたされ、2008年にはブリストル在住のロビン・カニンガムという人物ではないかとも報じられたが、身元は依然謎のままだ。だが、このほど「バンクシーは個人ではなくて集団ではないか」とするジャーナリストが現れた。「メトロ」紙が伝えた。

 ジャーナリストのクレイグ・ウィリアムズ氏いわく、バンクシーは集団で、しかも、そのメンバーの一人は、ブリストル出身の音楽ユニット、マッシブ・アタックの3Dことロバート・デル・ナジャ。ウィリアムズ氏の5カ月にわたる調査によると、バンクシーの作品がマッシブ・アタックのコンサートがある地域に出現するという現象が過去6回にわたり起きているのが理由だそう。


 さらに、長年にわたり世界各地でステンシル作品を制作するのも、個人ではなくグループだったら可能だとしている。

3日にマッシブ・アタックは故郷ブリストルでコンサートを行う予定。新しいバンクシーの作品もこの街のどこかに現れるはずと、ウィリアムズ氏はにらんでいるのだとか。

 

故フレディ・マーキュリー氏の実家に、ブルー・プラークが設置

1日、英ロック・バンド、クィーンのボーカリストだった故フレディ・マーキュリー氏が少年時代に住んだテラスド・ハウスに、イングリッシュ・ヘリテージによる銘板「ブルー・プラーク」が設置された。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

 マーキュリー氏は1964年、17歳のときにタンザニアのザンジバル島から家族とともに英国に移住したが、一家の英国での最初の住居となったミドルセックスのフェルサム、22 グラッドストーン・アベニューに、ブルー・プラーク(著名な人物がかつて住んだ家、もしくは歴史的な出来事があった場所の外壁に取り付けられる円形の銘板)が設置された。

 クイーンのギタリストで、マーキュリー氏の長年の友人でもあるブライアン・メイは、「フレディと仲良くなってから初めて遊びに行ったのがこの家。ここでフレディのレコード・プレーヤーで一日中ヘンドリックスを聴いた」などと語った。
 

ロンドンの警官、見える部位のタトゥーもOKに?

現代の英国では1/3の若者が体に何らかのタトゥーを入れている事実を受け、首や手、または顔など、目に見える場所にタトゥーが入った警官志望者でも採用されるよう、警察連盟は採用基準を緩める方向にあるという。「デーリー・テレグラフ」紙が伝えた。

 警官を志望する元兵士の多くは、兵役を務めていた時期に入れたタトゥーが原因となり、警察連盟が彼らを採用できないというジレンマに陥っていた。

 2012年、警視総監のバーナード・ホーガン=ハウが、警官のイメージを損ねるという考えから、勤務中は見える部位にあるタトゥーを衣服などで隠すよう指示していた。
 

コウモリのせいで、チェルシー本拠地の改築工事計画が暗礁に

総工費5億ポンド(約66億円)の大掛かりな改築計画が進む、サッカー、イングランド・プレミア・リーグのチェルシー本拠地。しかし近隣にあるブロンプトン墓地に生息するコウモリ保護の観点から、改築計画に待ったの声が掛かった。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

 チーム本拠地のあるハマースミス & フラム地区によると、ブロンプトン墓地は様々な種類のコウモリの生息地として知られ、特に西側の地下墓地エリアはコウモリたちの冬眠場所となっているそう。そのため施工前に、人口照明の光や解体工事による振動がコウモリに与える影響などを、詳細に確認する必要があるという。

 ブロンプトン墓地では「ブロンプトン・コウモリ・ウォーク」という夜間のガイド・ツアーが開催されることもあり、次回は9月14日(水)。興味のある方は www.royalparks.org.uk/events/whats-on/brompton-bat-walk まで。
 
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参照:「サン」紙、「デーリー・メール」紙ほか

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