最近、すっかりご無沙汰していたぶぉっくす・ぽっぷのコーナー。気付けば、サッカー・クラブ欧州一の座を争うチャンピオンズ・リーグのグループ・リーグが始動していた。そこで気になるのが、「最もレベルの高いサッカー・ リーグはどこ」という議論。取材班は、9月にロンドンで開催された 「Inner City World Cup」と呼ばれるアマチュア・サッカーのW杯に出掛け、 在英邦人選手で構成されたチーム「ロンジャパ」の皆さんに意見を聞いた。
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なぜか女性の人口が圧倒的に多い感のある在英邦人社会。でもサッカーの話だけは、 やっぱり無骨な男性陣に熱く語ってもらいたい。というわけでアマチュア・サッカー の大会に出掛けたら、いたいた、グラウンドを駆け回る熱き日本人男性たちが。ピリピリとした緊張感を漂わせながら早飯していた試合前や、完全に燃え尽きて口数少なくなった試合後の選手たちに恐る恐る声をかけながらの取材となった。曰く、イングランドのプレミア・リーグが持つ魅力は何と言ってもスピード、パワー、そして潤沢 な資金力。対して、「世界一はどこだ」の答えをめぐってほぼ半数を分け合ったのが、 独特の「華やかさ」で観客を魅了するスペイン・リーグだった。国民性の違いがサッカーに表れた結果なのか、サッカーを通して我々がそれぞれの国民性を見ているだけなのか。とにかく国籍を問わずに語り、そしてプレーすることができる、それがサッカーの一番の魅力なんだろう。