「Max」12月号、表紙を飾るのは
もちろんハイディ
昨今、そんなハイディの快進撃が止まらない。テレビやファッション誌で彼女の姿を見ない日はないほどだ。そしてこのほど、これでもかとばかりにその磨きのかかった抜群のプロポーションを改めて見せつけ、メディアを沸かせたのが「Max」である。
撮影が行われたのは米リゾート地のマリブ、撮影者は英人気フォトグラファーのランキン氏だ。テーマは「現代版マリリン・モンロー」。1950年代のセックス・シンボルであるモンロー最後のシューティングと言われるフォト・シリーズ「Last Sitting」の中で、彼女が取っていたポーズにインスピレーションを受けて生まれた企画だという。全11ページにわたり、ほぼ何も身に付けていないハイディのカットが掲載されたが、そのうち8ページはほとんど写真のみと、扱いもゴージャスだ。とは言え、当の本人はあっけらかんとしたもの。「ほとんど何も着なかったから楽チンだったわ!」なんて、余裕である。
先日はランジェリー・ブランド「Victoria's Secret」が誕生25周年を迎え、米ハリウッドのコダック・シアターにトップモデルが集結、カメラマンのフラッシュを浴びていたが、ハイディの立ち位置はもちろん真ん中だった。世代交代がどの業界よりも早そうなモデルの世界で、ハイディはもはやお局、いやイコン的存在に達したのか。まあ、そうは言っても我らがハイディ、もとはケルン近郊のベルギッシュ・グラッドバッハと、かなり渋い地方の出身なのはドイツでは周知の事実。カーニバルでは旦那の英国人ミュージシャン、シールと一緒にまた山車に乗るのかな。そんな庶民的なところが憎めないのよね、ハイディって。
「Focus」紙 "Auf den Spuren der Monroe"
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