タモリさんがいいこと言ってましたよ。
「緊張しない方法はない。緊張できる仕事があるということに感謝すること」でしたかね。うーん、なるほどです。私もバスキング中に緊張することありますよ。たまに立ち止まってジーッと何曲も聴く人いるんですが、あれやられるとイヤ~な汗出てきます。普段、地下鉄バスカーって歩いてる人を対象にして演奏してるんで、 立ち止まって聴かれると結構やりづらいんですよ。あとテレビの取材かなんかで、演奏中、カメラが指をなめるように撮ってるときなんか、間違えるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしながら弾いてますよ。
結局「慣れ」しかないんでしょうね。バスキングも今だったら気楽なもんですが、やり始めのころは、誰も聴いちゃいないのにメチャクチャ緊張してましたから。プレッシャーのかかる演奏会やテレビ出演なども、何回もやってれば段々と慣れていくんでしょうね。でも、その域に到達するまでには、何度も失敗して挫折を味わうことになるでしょう。それを乗り越えられる者だけが成功していくんですかね。うーん、人生って大変だなあー(遠い目)。
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