あんまりケチると本当に貧乏になっちまうぞっ!
英国に住んでいてたまに思うのですが、日本人で異様に節約に執念燃やしてる人っていませんか? 年寄りの病気自慢じゃあるまいし「そんなに貧乏自慢してどうすんだよっ!」って思うことがあります。先日、語学学校時代の友人(日本人)のフラットで食事会した時なんか、テスコの50ペンスくらいの缶カレー出てきましたよ。せっかくワイン持参で行ってんだから、せめて「こくまろカレー」くらいにしてくれよー(泣)。
だいたいねえ、英国で1日10ペンスとか20ペンス節約したって、どうもなりゃしませんよ。そんなもん、日本に一時帰国なんかしちまった時の運賃や経費を考えたら、まったく屁の突っ張りにもなりゃしないじゃないですか? いやいや、決して節約が悪いって言ってるわけじゃありませんよ。TPOを考えてやってほしいものです。
あと、スーパーの値引き商品とかオリジナル商品ばっか買うのも考えもんです。「今やっていることが未来になる」っていいますし、ある本によると、安物ばかり買っていると、一生安物しか買えない境遇に陥るらしいですよ(本当かよ?)。
四畳半フォークの金字塔。当時、作詞の依頼を受けた喜多条忠が仕上がった作品を電話口で読み上げたところ、南こうせつはそれを聞いた瞬間にあの旋律が浮かんだという。この歌詞のような貧乏は味があっていいかもねえ……(遠い目)。節約も大事ですが、たまには奮発してヨーロッパの美味しい物も体験してみてくれい!
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