テニスのウィンブルドン選手権における男子シングルス準々決勝で大接戦の末に勝利をもぎとったアンディ・マリーは、「キャメロン首相の呪い」をかけられていたのかもしれない。
スペインのフェルナンド・ベルダスコに2セットを先取されて思わぬ苦戦を強いられたマリーだが、英国のタブロイド紙は「キャメロン首相の呪い」がかけられていた、と報じている。
2012年のロンドン五輪では、キャメロン首相が観戦に出掛けた試合に限って期待された英国人選手が敗れてしまうという事態が頻発。その影響力は「キャメロンの呪い」と忌み嫌われ、首相が五輪会場に姿を現すとブーイングが起きるほどだった。それなのに、今回の準々決勝の試合開始直前にキャメロン首相がツイッターでマリーへの応援メッセージを綴ったものだから、一部の英メディアは、不吉な予兆であると大騒ぎ。そんなジンクスに打ち勝って、準決勝へと駒を進めたアンディ・マリーはお見事。頼むからキャメロン首相には静かにしていてほしい。
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