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ロンドン生活便利サイト neconote
Tue, 16 July 2019

「英国に住む日本人の生の声をもっと聞きたい!」との願いから、今週から始まった本企画。ちょうど人気テレビ番組「Celebrity Big Brother」での人種差別的な発言で話題は持ちきりの今、「外国人」である日本人としても、このテーマに無関心ではいられないところ。果たして21世紀の在英邦人は、差別を受けているのか?

澤渡真衣さん(さわたり・まい)
31歳、学生
老舗の某カフェに行くと、どんなに空いていても入り口近くのうるさい席に通されます。店舗マネージャーが日本人嫌いだという噂を聞いたことがあり、差別ではないか、と感じます。

渡辺真衣さん(わたなべ・まい)
25歳、学生
階級社会の英国において、英語をまともに話せないと見下されるということはあるでしょう。英国経済を支えている海外からの出稼ぎ労働者たちを蔑んで見る態度は問題だと思います。

岸田まりこさん(きしだ・まりこ)
24歳、美容師
2年程前の話になりますが、車に乗っている人に窓から「イエロー」と叫ばれたことがあります。こういう発言に対しての捉え方は様々だと思いますが、あまり良い経験でないことだけは確かですね。

澤渡誠さん(さわたり・まこと)
29歳、レストラン・マネージャー
バス乗車中に「日本人はバスから降りろ」と言う酔っ払いに絡まれた経験があります。色々な考え方があるのでしょうが、自分が何をしたわけではないのでやはり良い気分にはなれませんでした。

越水隆裕さん(こしみず・たかひろ)
29歳、バイヤー
日本人は独特のアクセントで英語を話すのに加えて、外見が実際の年齢より若く見られることが不利に働く場合があるのでは。買い物中に店員に不快な態度をされたこととかありますしね。

浜地伊都子さん(はまち・いつこ)
26歳、美容師
大手ファースト・フード店で、背後からポテトを投げつけられていたアジア人を見かけたことがあります。私自身が受けた被害ではありませんが、アジアの人に対する差別かな、と感じました。

矢部貴子バラルドさん(やべ・たかこ・ばらるど)
39歳、主婦
差別というよりも、外国人に対しての不信感があるのかもしれません。例えば、現在増加している東欧からの移民が、すぐさま英国の社会保障を享受できる制度への疑問などでしょうか。

高橋早苗さん(たかはし・さなえ)
28歳、学生
労働ビザの申請なしで働けるという理由で、雇用主がEU圏出身者を優先的に採用しているという現実はあると思います。でもそれは差別というよりも、法律の仕組みを考えるとしょうがないのでは。

藤垣信宏さん(ふじがき・のぶひろ)
23歳、学生
あらゆるお店に態度が悪い店員がたくさんいますけど、それは差別というより英国のサービスの質の問題でしょう。日本に比べて客に対するサービス意識が非常に低いですからね。

貴志かおりさん(きし・かおり)
24歳、学生
ホストマザーも親切だし、差別は感じません。日本だと珍しいから外国人をもてなすけど、英国ではそもそも外国人だらけだから特別な親切を受けない、という面はあるかもしれません。

調査を行う過程でまず明らかになったのは、回答者のほぼ全員が渡英以来、日本では有り得ない「嫌な体験」をしているということ。この「嫌な体験」を受けた原因が、人種差別にあると考えるのが約半数。自分の話す英語が拙いからとか、もしくはもともと差別的ともいえる英国の顧客サービスの悪さのせいだ、と考えるのが残りの半数という結果に。確かに異国生活におけるトラブルの原因が、差別にあるのかどうかを客観的に判断するのは難しいのだろう。一方で皮膚の色などについての、明らかに人種差別といえる侮辱的な発言を受けた人も少なくない。そしてこれらの人種差別は、日本人というよりアジア人、または黄色人種全体に対して向けられたものであるとの意見が目立った。それにしても、今回の調査を実施した日のロンドンは凍えるほど寒かった。わざわざ立ち止まってお時間を割いてくれた回答者の方々、本当にありがとうございました! 本企画では今後も様々なテーマを取り上げていきますので、皆様のご協力をよろしくお願いします。

 
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