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Mon, 04 July 2022

英国発ニュース

英国人男性がサル痘感染―東南アジアで初確認

 (シンガポール 6月22日 時事)シンガポール保健省(MOH)は21日、欧米で感染が拡大している天然痘に似た症状の感染症「サル痘」について、感染者が当地に入国した事例を1件確認したと発表した。患者は国立感染症研究所(NCID)に入院しており、容体は安定している。接触者の追跡が進められている。ロイター通信によれば、今回のサル痘流行で東南アジア諸国で感染者が見つかったのは初めて。

 保健省によると、患者は客室乗務員として勤務する英国籍の男性(42)。6月15~17日にシンガポールに滞在し、19日にも出入国を行った。20日にサル痘陽性が確認された。

 男性は14日に頭痛、16日に発熱したものの、その後これらの症状は改善。19日に皮膚に発疹が出現した。同日夜に遠隔医療の診察を受け、詳しい検査のため翌20日にNCIDに搬送された。

 男性が搭乗した便やシンガポール滞在中の接触者追跡が進められている。男性は滞在中の16日にマッサージ店1カ所を訪問し飲食店3カ所で食事した以外はおおむねホテルの自室に留まっていた。保健省によると、サル痘は密接な身体的接触や長時間の接触で感染拡大することがデータで示されており、これらの店を訪問した人への感染リスクは一般的に低いという。男性が訪問した4カ所全てで清掃・消毒が進められている。

 21日時点で13人の濃厚接触が確認されている。全員が男性との最後の接触から21日間、隔離される。さらに低リスクの接触者2人が電話での監視下におかれている。電話監視下にある人は、21日間毎日電話を受け、症状の発現を監視することになる。感染が疑われる場合、詳しい検査のためNCIDに搬送され、感染拡大を防ぐため隔離される。

 22日付の地元紙「ストレーツ・タイムズ」(A6面)によると、国内でサル痘感染が確認されたのは2019年以来初めて。当時、ナイジェリア人の男性から感染が確認された。保健省は今月6日、前の週に当地で航空便を乗り継いでスペイン・バルセロナからオーストラリア・シドニーに移動した乗客の男性1人の陽性がシドニー到着後に判明したと発表した。
 
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