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ニュースダイジェストの制作業務
Wed, 23 September 2020

英国発ニュース

離脱協定ほご法案、英下院審議開始―基本方針採決へ

 (ロンドン 9月14日 時事)英下院は14日、今年1月末の欧州連合(EU)離脱に伴って発効した国際条約「離脱協定」の一部ほごに向けて政府が提出した法案の審議を開始する。法案の基本方針への賛否を問う第一関門の採決が14日中に行われる予定だ。

 ジョンソン首相は昨年10月に離脱協定案をEUに提示し、合意。しかし、今回の法案は英国が協定内容を一方的に「修正したり、言い換えたりできる」と明記した。EUは「国際法違反だ」「英政府は責任を果たせ」と反発し、月末までの法案撤回を要求している。

 これに対し首相は、EUが協定の「極端な解釈」を行い、「英国の経済・領土の一体性を破壊すると脅している」と主張。国家分断のリスクを取り除くためなら協定破りも辞さないと反論した。

 英国はEUとの自由貿易協定(FTA)交渉の合意期限を10月15日に定めている。閣僚の一人は、法案成立への手続きを進めてEUに圧力をかけ、譲歩を引き出す交渉戦術を明かした。

 首相率いる与党保守党は昨年12月の総選挙で勝利し、下院の単独過半数を確保した。ただ、最大野党の労働党が「解決済みの問題をめぐる議論の蒸し返しだ」と法案に反対しているほか、与党の元EU残留派議員らを中心に造反の動きがあり、首相は「法案を可決しなければならない」と引き締めを図っている。

 法案が14日の関門を突破すれば、詳細な審議入りが決まる。その場合、下院通過を懸けた採決は来週以降に行われる見通しだ。
 
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