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Wed, 20 November 2019

英国発ニュース

エリザベス女王、毛皮もう着ない―「残虐」と批判高まる

 (ロンドン 11月7日 時事)エリザベス女王が動物の毛皮(ファー)を使った衣類を今後は着ないと決めたことが明らかになった。英各メディアが6日までに相次ぎ報じた。ファッション業界では「脱毛皮」の動きが進んでいるが、女王もこれに従うことになりそうだ。

 毛皮製品をめぐっては、動物の毛皮をはがす生産方法を含め「残酷」などと批判が高まっている。高級ブランドのグッチやプラダ、バーバリーなどが使用中止を表明している。

 「デーリー・テレグラフ」紙などによると、女王の衣装担当を長年務めてきたデザイナーのアンジェラ・ケリー氏が最近出版した回想録で「女王が寒い日に外出する際も、今年からは人工毛皮(フェイクファー)のみが着用されるだろう」と明らかにした。

 これを受け、動物愛護団体ヒューマン・ソサエティー・インターナショナルのクレア・バス代表は「女王の決定は毛皮が時代遅れだという強いメッセージを送るものだ」と歓迎した。調査会社ユーガブが6日公表した世論調査の結果によると、国民の80%が女王の決定を支持。不支持は6%にとどまった。

 ただ、女王は、毛皮の愛好者として知られてきた。英王室は同紙の取材に「儀式などで使う既存の衣装に毛皮が使用されている場合は、これまで通り着用する」と説明している。

 業界団体の「英毛皮業協会(BFTA)」は動物福祉などに配慮した製品の調達を掲げ、「天然毛皮は持続可能な素材だ」と反論。さらに「一部の人工毛皮はプラスチック製だという問題がある」と指摘した。
 
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