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Fri, 18 October 2019

英国発ニュース

英、輸入品88%無関税で農家は「裏切られた」-合意なきEU離脱

  (ロンドン 10月8日 時事)政府は8日、月末に欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」に踏み切った場合、輸入品の88%(輸入額ベース)に関税を課さない方針を発表した。ただ、牛肉や羊肉、豚肉、鶏肉、乳製品などの農産品を中心とする残り12%の物品には「関税と数量制限の組み合わせ」を適用する。

 英国の輸出品の約半分はEU加盟国が仕向地。政府は「合意なき離脱」の場合、EU向けの輸出品約の約60%(輸出額ベース)に関税が課される見通しを示した。このうち牛肉には約65%、羊肉には約53%、乗用車には10%の高関税が課されることになる。

 全英農業者組合(NFU)のミネット・バターズ理事長は8日、政府発表を受けて怒りの声明を出し、「(ジョンソン)首相は英国の農家を支援する真の機会を逸した。農家はEUへの輸出で高関税に直面する一方、鶏卵や穀物、園芸、酪農(製品)は世界中からの安価な輸入品に対して関税による保護を失う。農家たちは政府に裏切られたと感じるだろう」と訴えた。

 政府はこれらの関税について。「合意なき離脱」から最大12カ月間にわたり有効なの暫定措置だと強調した。ただ、1年後にどのような修正が加えられるかは不明で、政府の計画性のなさが露呈している。

 政府はこのほか、EU加盟国のアイルランドから地続きの国境を越えて英領北アイルランドに輸入される物品について「現在の貿易パターンが変更を強いられる影響を軽減する」ため、関税を徴収しないことを原則とした。
 
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