instagram Facebook ツイッター
ロンドン生活便利サイト neconote
Sun, 22 September 2019

英国発ニュース

EU、展望なき離脱延期を警戒-英に「正当な理由」要求

 (ブリュッセル 9月10日時事)欧州連合(EU)は、英国から要請があれば、EU離脱の延期について首脳レベルで是非を検討する方針だ。現状では延期を認めざるを得ないとの見方が有力だが、EU内には、協議行き詰まりを打開する展望もなく延期が繰り返される状態が続くことへの警戒も根強い。EUは英国に対し、総選挙や国民投票の再実施といった「正当な延期理由」を提示するよう改めて求める構えだ。

 「現状なら『ノン』だ。英国では、(合意に基づく)離脱も選挙も『合意なき離脱』も、過半数の支持を得られていない。行き詰まりだ」。フランスのルドリアン外相は8日の仏ラジオ番組で、英国内の議論が決着しないまま延期を繰り返すことは認め難いと強調した。

 離脱延期は今回で3回目となり、各国の忍耐は限界に達しつつある。オランダのカーフ貿易・開発協力相は同国紙に、先行きが不透明な延期よりも合意なき離脱の方がましだとの考えを示唆。ジョンソン首相は離脱協定案から英領北アイルランド国境問題の解決策を削除するよう要求しているが、これに応じないというEU側の意志も固い。

 ただ、EUが延期要請を拒否すれば、経済・社会の混乱が懸念される合意なき離脱の引き金を自ら引くことになる。EU内では、延期を容認するには、英国は単なる協議継続の要請ではなく、総選挙の実施など具体的行動を確約するべきだとの声が上がる。

 前回の延期を決めた4月の首脳会議では、マクロン仏大統領が「合意なし」も辞さない構えを見せて短期間の延期にとどめるよう主張し、大幅な延期を唱えたドイツのメルケル首相らほかの首脳と対立。最終的に折衷案の10月末までの延期で決着した。今回も期間や条件をめぐって首脳間の議論が紛糾する可能性が指摘されている。 
 
  • Facebook

読者プレゼント
キャリアコネクションズ ゲンダイ・ゲストハウス
バナー バナー

ロンドン・レストランガイド ブログ