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Thu, 18 October 2018

英国発ニュース

英野党議員、最大40人が首相案支持も-EU離脱交渉

 (ロンドン 10月10日 時事)10日付の「タイムズ」紙は、メイ首相が欧州連合(EU)離脱交渉でEUと妥結した場合、野党・労働党の下院議員最大40人程度が合意案を支持する用意があると報じた。EUに協調的な首相案には与党・保守党のEU懐疑派から少なくとも40人前後が造反するとみられており、報道が事実なら、首相は野党の協力を得られれば、合意案の議会採決を接戦に持ち込める可能性がある。

 英下院は定数650。保守党の議席は315だが、副議長職の1人は慣例で投票しないため、実質的な勢力は314だ。80人前後いるとみられている保守党のEU懐疑派のうち、造反の意思を明確にしているのは36人。一方で、メイ内閣に閣外協力する北アイルランドの地域政党・民主統一党(DUP)の10議席を当てにできると仮定した場合、首相案は288票の賛成を獲得できる。これに労働党の40を足せば328と、過半数に達する。

 ただ、これは皮算用に終わる可能性も否定できない。まず、首相案に盛り込まれる北アイルランド国境管理問題の解決策が報道されている内容となった場合、DUPは反対に回るとみられている。また、首相が今後の交渉でEUに譲歩を重ねれば、EU懐疑派が勢力を増しそうだ。そもそも、労働党は9月の党大会で、EU離脱交渉をめぐってメイ政権への対決姿勢を鮮明にし、総選挙での勝利を誓ったばかりだ。

 「タイムズ」紙によれば、労働党からの協力者が最大40人に上るという見通しは、あくまで労働党議員らの予想という。精密な票読みに基づく推計が出てくるまで、実際の造反がどの程度に上るかを判断するのは早計だ。
 
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