ニュースダイジェストの制作業務
Sun, 16 January 2022
6 January 2022 vol.1594

注文殺到、検査キット不足
年末年始の感染拡大に懸念

12月30日、イングランド南東部バークシャーのスラウでは市民にLFD検査キットが提供された
12月30日、イングランド南東部バークシャーのスラウでは市民にLFD検査キットが提供された

(ロンドン 12月31日 時事)新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が猛威を振るう英国で、検査キットの在庫不足が深刻化している。人の交流が活発化する年末年始を控え、事前検査用の注文が殺到したためだ。ジョンソン首相は「パーティーに行くなら検査を」と呼び掛けているが、検査したくてもできない事態が続き、住民の間に不安と戸惑いが広がっている。

英国では12月30日、1日当たりの新規感染者が18万9000人を突破し、過去最多を更新した。厳しい状況にもかかわらず、イングランドでは行動規制が強化されず、自宅やパブでパーティーを企画する人も多い。

政府は、パーティーなどに参加する場合は感染検査を行うよう推奨。無償配布の簡易検査用キットの需要が急激に高まり、品不足でネット注文がなかなかできず、薬局などでも入手困難となっている。

在ロンドンの40代女性は、年越しを家族と共に友人宅で過ごそうと計画。検査キットを求めて近所中の薬局で探したり電話で注文を試みたりしたが、どこにもなかった。女性は「(政府が)検査を推奨しておきながら、入手できないのはおかしい」とこぼす。当局は在庫不足の解消に努めるが、病院職員さえ入手できない状況で、検査せず外出する人も多いようだ。

オミクロン株、初期研究で低い重症化リスクの報告

(ロンドン 12月23日 時事)新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」をめぐり、重症化のリスクが従来の変異株に比べて低いとする海外の研究結果が12月22日、相次いで明らかになった。オミクロン株の感染が世界的に拡大し、日本でも市中感染が確認されるなか、オミクロン株の特徴を理解する上で注目を集めそうだ。

南アフリカの研究によると、同国で10月1日から11月30日までにオミクロン株に感染した人は、別の株に感染した人に比べて入院のリスクが最大で約80%低かった。南アの国立伝染病研究所(NICD)が12月22日、研究者の査読前の論文を公表した。一方、インペリアル・カレッジ・ロンドンも同22日に研究結果を発表。オミクロン株はデルタ株に比べて、入院のリスクは15~20%低いと推計されるという。

いずれの研究結果も初期の分析で、さらに研究が必要だとしている。ワクチンの接種が進んだことや新型コロナに感染し免疫を持つ人が増えたことが、オミクロン株の入院リスクの低減に関係している可能性もある。

 
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