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Mon, 17 February 2020
6 February 2020 vol.1548

英、離脱の日「新時代」到来
EUに大きな損失

1月31日、ロンドン中心部の議会前広場に集まり離脱の瞬間を喜ぶ市民たち
1月31日、ロンドン中心部の議会前広場に集まり離脱の瞬間を喜ぶ市民たち

(ロンドン 1月31日 時事)英国は1月31日、欧州連合(EU)から離脱する歴史的な日を迎えた。ロンドン時間午後11時をもって脱退し、前身の欧州共同体(EC)に1973年に参画以来、ほぼ半世紀ぶりに非加盟国となる。一時危ぶまれた「合意なき離脱」は回避。EUとの合意に基づき、社会・経済に大きな混乱が生じない整然とした形でたもとを分かつ。EU加盟国の離脱は初めて。

ジョンソン首相はEU離脱目前の午後10時から国民向けに演説。離脱派と残留派に二分された国内の融和を呼び掛けるとともに、「離脱は終わりではなく始まりだ。夜が明け、幕が上がり、新たな物語が始まる。国が真に再生し、変わる瞬間だ」と訴え、「新時代」の到来をうたう。

英国が昨年10月にEUとまとめた国際条約「離脱協定」は、双方の議会承認を経て、1月30日に批准作業が完了した。離脱と同時に効力が発生し、英国はEUへの残留を年内いっぱい続ける「移行期間」に入る。英国はこの間、EUや米国、日本などと貿易交渉を行う。

EUにとって、主要加盟国のドイツ、フランスと並ぶ英国が脱退することは大きな損失。EU高官は再三、「英国の離脱には何の付加価値も見いだせない」と失望を表明してきた。

EUを代表するミシェル大統領、サッソリ欧州議会議長、フォンデアライエン欧州委員長の3人は同31日の共同声明で「われわれは英国の決定を常に深く悔やんできたが、未来に目を向け、変わることのない友人と新たな協力関係を築く必要がある」と主張した。

英EU離脱で対比鮮明、歓喜と悲嘆の「グッドバイ」

(ロンドン 2月1日 時事)英国は1月31日、欧州連合(EU)に「グッドバイ」を告げた。英国旗に身を包み、歓声を上げる人。EUとの別れを嘆き悲しむ人。EU離脱の瞬間を英国民はさまざまな形で迎えた。

ロンドンの議会前広場でナイジェル・ファラージ離脱党党首が「EUからの独立」を叫ぶと、集まった数万人の観衆は歓声を上げた。広場には多数の英国旗がはためき、カウントダウンの後には国歌「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」の合唱が起こった。「バイバイEU」と歌いながらEU旗を踏んづけたり、燃やしたりする人の姿もあった。

一方、残留派は「もうEUが恋しい」と書かれたEU旗などを手に、議会前広場近くを行進。英仏海峡に面する港町ドーバーの崖には「まだEUを愛してる」という巨大横断幕が掲げられた。

 
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