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ロンドンのゲストハウス
Wed, 17 July 2019
4 July 2019 vol.1534

英与党党首選、ジョンソン、ハント両氏で決選
EU離脱、強硬派VS穏健派

2012年当時、ロンドン市長だったボリス・ジョンソン氏(写真右)と文化・オリンピック・メディア・スポーツ担当相を務めていたジェレミー・ハント氏(同左)
2012年当時、ロンドン市長だったボリス・ジョンソン氏(写真右)と
文化・オリンピック・メディア・スポーツ担当相を務めていたジェレミー・ハント氏(同左)

(ロンドン 6月21日 時事)辞意を表明したメイ首相の後任を選ぶ与党・保守党党首選は、ボリス・ジョンソン前外相(55)とジェレミー・ハント外相(52)の2人が決選投票に進むことが6月20日、決まった。次期首相には混迷を深める欧州連合(EU)離脱の実現という難題が託される。何の取り決めもないままEUを離脱する「合意なき離脱」も辞さない強硬派のジョンソン氏と、離脱延期も視野に入れる穏健派のハント氏の対決構図となった。

次期首相となる党首は、約16万人の一般党員による決選投票で7月下旬にも選出される見通しだ。人気・知名度で勝るジョンソン氏が優位とみられる。

同20日までに計5回行われた下院議員の投票では、ジョンソン氏が圧倒的強さで1位を独走。一方、ハント氏はゴーブ環境相(51)との激しい2位争いを制した。第5回投票では、ジョンソン氏が過半数に当たる160票を獲得。ハント氏は77票を確保し、75票のゴーブ氏をかわした。

ジョンソン氏は「EU離脱を実現し、わが国を団結させ、国民全員に明るい未来をつくり出す計画を英国全土に提示するのが楽しみだ」と表明。ハント氏は「私は格下だ。しかし、政治の世界ではサプライズが起こる」と番狂わせを誓った。

ジョンソン氏は2016年の国民投票で離脱派を勝利に導いた立役者。一方、ハント氏は英語教師として日本に滞在経験があり、日本語が堪能なことで知られる。

ボリス・ジョンソン氏

1964年、米ニューヨーク生まれ。英名門私立イートン校からオックスフォード大という経歴を歩む。新聞記者などを経て2001年に政界入り。08~16年にロンドン市長。その後国政に復帰して外相を務めたが、18年7月にメイ首相の欧州連合(EU)離脱方針に反発して辞任した。「ボリス」の愛称で親しまれ、16年の国民投票ではEU離脱派を勝利に導いた。2度の結婚歴があるが、18年に妻と離婚協議中だと公表。

ジェレミー・ハント氏

1966年生まれ、ロンドン近郊のサリー州出身。オックスフォード大卒業後、英語教師として約2年間日本に滞在。帰国後に教育関連の出版ビジネスを起業した。2005年に初当選。ロンドン五輪担当相や保健相を経て、18年7月から外相。16年の国民投票では残留に投じたが、その後離脱派に転じた。中国出身の妻との間に1男2女。日本語に堪能だが、英中外相会談で「自分の妻は日本人」と言い間違えたことが話題となった。

 
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