ニュースダイジェストの制作業務
Tue, 16 April 2024

日本の高齢化社会

A new phenomenon: silver cities
「高齢者向け都市」という新たな現象

「ガーディアン」紙(電子版)4月27日

「ガーディアン」紙の電子版は4月27日、世界各国で高齢化が進行するに伴い、各都市がどのような発展を遂げているかを分析する記事を掲載した。

同記事によると、人口の4分の1近くが65歳超である東京では「高齢になっても働く」ということは「今や急速に社会的に必要不可欠となりつつある」。また東京の公共の建物においては階段に加えて傾斜路やエレベーターが用意されているのが一般的と説明。さらに東京では老眼の人でも理解できるように信号機やATMに音声機能が付けられているとも伝えている。

同記事では、これまで都市は若者向け、郊外や田舎は高齢者向けという住み分けがなされてきたが、都市化と高齢化が進んだ現代においては世界中で「高齢者向けの都市」作りという新たな現象が生まれていると述べている。

They remain morale-boosters
週刊誌はサラリーマンの士気を高める

「エコノミスト」紙 4月16日

「エコノミスト」誌の4月16日発行号は、週刊文春や週刊新潮といった週刊誌が大手メディアを出し抜いている日本の現状を伝えた。

同記事は、週刊誌によるスクープは、体制側の報道となると手心を加えてしまう傾向のある大手テレビ局や新聞に恥をかかせているはずと解説。またこれら週刊誌は、長時間にわたる通勤と高圧的な上司に耐えているサラリーマンの士気を高めているとする識者の見解を紹介している。

How YouTube and Niconico fuel online fan culture in Japan
日本で動画投稿サービスが人気を集める理由

「ガーディアン」誌 (電子版) 4月21日

「ガーディアン」紙の電子版は4月21日、日本で動画投稿サービスが人気を集める理由を分析する記事を掲載した。

同記事によると、日本人はソーシャル・メディアよりもユーチューブやニコニコ動画により長い時間を費やしており、この傾向は「世界的な潮流に逆行する」。その理由の一つとして、日本には極めてニッチで特殊な関心に根差したオンライン・コミュニティーを通じての独特のファン文化があると指摘している。

Exaggerated fuel-economy figures are nothing new
燃費不正は目新しい問題ではない

「フィナンシャル・タイムズ」紙 4月21日

「フィナンシャル・タイムズ」紙は4月21日、三菱自動車の燃費不正問題を報じた。

同記事は、自動車業界での燃費不正問題は「目新しいものではない」と説明。韓国の現代自動車グループなども同様の問題を起こしたことがあると伝えている。

また過去2年間で世界中の自動車業界は「スキャンダルに揺れている」と表現。タカタの欠陥エアバッグや独フォルクスワーゲンの排ガス不正などについても触れている。

Japan’s economy in microcosm
週末旅行は日本経済を映し出す小宇宙

「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 4月25日

「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は4月25日、日本国内における週末旅行の形態が変化の兆しを見せていると伝える記事を掲載した。

同紙は、日本で会員権事業やホテル・レストラン事業を営むリゾートトラスト社の伊藤勝康代表取締役社長に取材。株式市場の動きが人々の富に対する感覚にどのような影響を与えるかといった、同社長にとっての課題は実は日本経済全体を映し出す「小宇宙」であると述べた。

Welcome to Japan.
Please do not burp, fart, or soil public toilets.
日本へようこそ。ゲップ、おなら、トイレを汚すことをお控えください。

日本へようこそ「デーリー・メール」紙電子版の記事

「デーリー・メール」紙の電子版は4月27日、北海道観光振興機構が発行する外国人観光客向けガイドの内容に注目。「日本へようこそ。ゲップ、おなら、トイレを汚すことをお控えください」との一文で始まる同記事では、このガイドで解説されている日本での様々なエチケットを紹介している。

 

ケリー米国務長官の広島訪問

The delicate choreography of sorrow but not regret
「悲しみを感じるが後悔はしていない」という微妙な姿勢

「フィナンシャル・タイムズ(FT)」紙(電子版)4月11日

「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は11日、広島市で開かれた先進7カ国(G7)外相会合に出席したケリー米国務長官が原爆死没者慰霊碑などの原爆関連施設を訪れたことを取り上げ、「歴史的な訪問」であったと伝えた。

同記事は、ケリー国務長官が原爆死没者慰霊碑に献花した場面について、「悲しみを感じるが後悔はしていない」という微妙な姿勢を示すために、頭を下げなかったと説明。一方、米国側が原爆投下について謝罪することを拒否してきた政治的状況においては、今回の訪問は「大躍進」であると伝えた。

同記事はまた、5月に予定されている主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)でオバマ米大統領が広島を訪問すれば、就任当初から核廃絶を訴えてきた同大統領の「象徴的な締めくくり」となると述べている。

Bizarre J-Pop/metal fusion
Jポップとメタルの奇妙な融合

「サン」紙 4月8日

「サン」紙は8日、日本のアイドルであるBabymetalのプロデューサーを務める「コバメタル」こと小林啓氏とのインタビューを掲載した。

同記事は、「恐ろしいほどに重厚なリフ」「電子音」「子供向けの単純明快なロック音楽」などが詰め込まれているBabymetalの音楽が「J ポップとメタルの奇妙な融合」であると説明。また最新アルバム「METAL RESISTANCE」に対しては、最高評価が5ツ星となる採点で4ツ星を与えている。

Japan is one of the planet’s oldest societies
地球上で最も高齢化が進んでいる社会の一つ

「エコノミスト」誌 4月9日

「エコノミスト」誌の9日発行号は、日本の社会において高齢化が進むにつれ、認知症患者のケアが課題になっていると伝える記事を掲載した。

同記事は、日本を「地球上で最も高齢化が進んでいる社会の一つ」と紹介。全人口において高齢者が占める割合はモナコに次いで高いと述べた。

また同記事は、日本には500万人もの認知症患者がいると伝えている。

45 years at the forefront of fashion
ファッションの最前線に45年

「ガーディアン」紙(電子版) 4月10日

「ガーディアン」紙の電子版は10日、日本人ファッション・デザイナーの三宅一生氏とのインタビューを基にした2000語以上の長文記事を掲載した。

「三宅一生: ファッションの最前線に45年」との見出しが付けられた同記事は、三宅氏を「革新を止めたことがない」人物であると紹介。また「若い顔立ち」で、「ウェーブのかかった白髪交じりの髪」を持つ三宅氏が、同紙とのインタビューに流暢な英語で応じたことにも言及している。

Is it safe to damp Fukushima waste?
汚染水を太平洋に放出して安全なのか

「ガーディアン」紙(電子版) 4月13日

「ガーディアン」紙の電子版は13日、廃炉作業が続けられている福島第1原子力発電所の汚染水を太平洋に放出する案の是非について取り上げた。

同記事は、原子力規制委員会(NRA)が、同発電所内に蓄積した汚染水を太平洋に放出することを東京電力に要求していると説明。また海水で希釈されるので、汚染水を放出しても地球規模では環境には大きな影響を与えないと予測するサウサンプトン大学の海洋学者の見解も紹介している。

Tokyo's hedgehog café
東京にあるハリネズミのカフェ

ギネス世界最速記録「ガーディアン」紙(電子版) 4月7日

「ガーディアン」紙の電子版は7日、ハリネズミと触れ合うことができるという東京のカフェに動物好きが行列をなしているというニュースを動画付きで紹介した。同記事は、東京にはこのほか、猫やウサギ、フクロウやヘビと触れ合えるカフェがあることについても触れている。

 
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